ドイツ北部の街ハンブルクは港街として知られています。大きな川に面していて、ドイツの物流において重要な役割を果たしています。このようなハンブルクでは、船乗りたちの息抜きの場となった巨大な歓楽街や、水産物を取り扱う市場など、港街らしい文化が多く残されています。
しかし忘れてはいけないのはハンブルクの倉庫街でしょう。それは船が輸送する貨物などを保管する非常に重要な場所でした。そんな場所は今でも街に残されており、街にとって重要な場所となっているのです。
こちらの記事では、そんなハンブルクの倉庫街について紹介したいと思います。
街の中心部の川岸に並ぶ倉庫
ハンブルクは内陸部にある街で、アルスター川を中心にして広がっています。川の北側には旧市街が広がっているのですが、そんな川の川岸に広がっているのが倉庫街です。古くからある旧市街の一部であり、街の中心部から近い場所にあります。
ハンブルクの市庁舎やハンブルク中央駅から2、3キロほどの場所に位置しています。公共交通機関も整備されており、近くには地下鉄の駅もあるため、気軽に訪れることができるでしょう。もちろん徒歩でも訪れられる距離であるため、街の中心部を歩きながら30分ほどで辿り着くことができます。
いずれにせよ街の中心部にあるため、観光にぴったりの場所なのです。

19世紀の街並みを残す場所
川岸に広がる多くの倉庫は19世紀の終わりに建てられています。ドイツ帝国は1871年に成立していますが、その際に多くの近代化が行われました。ハンブルクの港も整備され、古くからの建物が撤去されて、再開発が行われたのです。これによって生み出されたのが当時世界最大の倉庫街でした。
現在でも世界最大規模となっており、川沿いには100メートル以上にわたって、歴史を感じさせる建物が建ち並んでいます。そんな倉庫街の見どころは赤煉瓦の重厚な建物です。それらは現代化されることなく、今も当時のままの姿を残しているのです。
そのため倉庫街を歩けば、まるで19世紀の街を歩いているような気分を感じられるかもしれません。

観光スポットとしての倉庫街
こうのような倉庫街はカフェやレストランに入居しているところもあり、食事などを楽しみながら、その雰囲気を楽しむことができるでしょう。また倉庫街やその周辺にはハンブルクの体表的な観光スポットも集まっています。
その一つがクラシックコンサートを行うホール、エルプフィルハーモニー・ハンブルクです。こちらは埠頭に建つ倉庫の上に、モダンな建物を載せる形で増築されており、新旧のハンブルクが交わった場所となっています。
また倉庫には多くの鉄道模型を展示するミニチュアワンダーランドもあります。そこは世界各国の都市が鉄道で模型で再現されたハンブルク屈指の観光スポットです。このように倉庫街には多くの観光スポットがあるため、ハンブルク観光では必見の場所なのです。

世界遺産に指定されている場所
このような倉庫街は世界遺産にも登録されているのです。2015年に「ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街」として世界遺産にも登録されているのです。つまり世界的に非常に重要な文化財でもあるのです。そのため世界遺産訪問を目的に旅行している人には必見の場所です。
もちろん世界遺産には歴史的に重要であっても、観光に不向きなところもありますが、こちらは十分に観光で楽しめる場所なので、ぜひ訪れてほしいです。


倉庫街と合わせて訪れたいチリハウス
なお、世界遺産としては倉庫街以外にチリハウスなどの商館街も指定されています。それは港から少し離れた場所です。そんなチリハウスなどの商館は、20世紀初頭に商業関係者が必要に求められて建てられたものです。
そんな建物の中でも特に有名なものがチリハウスで、船の船首を彷彿とさせる尖った形状に、外壁を覆う焦げ茶色に煉瓦が特徴となっています。このような建物からは20世紀初頭のモダンな建築のスタイルを感じることができるでしょう。倉庫街から近いので合わせて訪れることをお勧めします。


必見の観光スポット、ハンブルクの倉庫街
ハンブルクといえば、港町です。このような街の文化や歴史に触れるのであれば、倉庫街を訪れることがお勧めです。そこでは19世紀から20世紀初頭の風景がそのままに残されていて、歴史や街の文化を肌で感じることができるでしょう。
また世界遺産にも指定されている非常に重要な場所であるため、その重要さを感じることができると思います。何より多くの観光スポットが集まっているため、観光気分も楽しむことができます。ハンブルクを訪れるなら、ぜひ倉庫街を訪れてみてください。
ハンブルクの倉庫街 / Speicherstadt
アドレス: 20457 Hamburg
Website: ハンブルク市のページ
ハンブルクのお勧めの観光スポットはこちらの記事で紹介しています。









