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ドイツ土産に気をつけよう。ドイツから日本へ持ち込み不可の食品

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ドイツ旅行した際に、お土産を購入する人が多いでしょう。そこで、ドイツの特産品となるものをお土産に配ろうと思うかもしれません。そしてソーセージやジャガイモなどを購入する人もいると思います。

ですが、もしソーセージやジャガイモを購入しても、それらを日本に持ち込むことができないのです。なぜなら検疫があり、病原体や害虫を持ち込む可能性があるものの持ち込みが厳しく制限されているからです。こちらの記事では、ドイツから日本に持ち込むことができないものについて紹介します。

肉や肉製品(検査証明書が必要)

ドイツと言えば、多くの人が思い浮かべるのはソーセージでしょう。ドイツの空港の免税店では肉製品が販売されていますが、肉や肉製品を日本に持ち帰るのは非常に難しくなっています。その理由は病原体などが日本に入り、家畜などの大量死を引き起こす可能性があるからです。

また肉でもソーセージだけでなく、調理済みのものや、レトルト食品、肉を含む食品も持ち込むことができません。例えばドイツの空港で購入して食べ忘れたハンバーガーやサンドイッチであってもダメなのです。

​​検査証明書があれば、日本へ持ち込むことは可能ですが、たとえ空港の免税店であっても、日本政府が求める内容を満たしていないことがほとんどです。また検疫を行う動物検疫所では「おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。」と説明しています。そのため、肉製品をドイツから持ち込むのは非常に難しいのです。

動物検疫所の説明

果物(持ち込み不可)

ドイツでは様々な果物が販売されています。例えば、蟠桃のように日本では簡単に見つけられないような果物が販売されています。しかし、残念ながら果物も検疫の対象となっており、基本的に多くの果物は日本に持ち込むことができません。

その理由は肉と同じで、海外からの果物によって、害虫が日本にもたらされて、大きな被害が出る可能性があるからです。植物検疫所では、ドイツから持ち込みができない果物を取り上げており、以下の果物が当てはまります。

  • オレンジ等のかんきつ類
  • すもも
  • なし類
  • ぶどう
  • りんご

なお既にカットされたフルーツであれば、問題ないと思う人がいるかもしれません。ですが、カットフルーツは生の果物に当てはまり、持ち込み禁止の対象となっています。そのため機内食で出されたカットフルーツであっても、日本に持ち込むことはできないのです。なおドイツからの上記の果物は輸入禁止となっており、空港で販売されている果物であっても持ち込むことができませせん。

植物検疫所の説明

ドイツの季節の食べ物蟠桃

野菜(持ち込み不可&検査証明書が必要)

ドイツの特産品でイメージするのは、ソーセージやジャガイモだと思います。そのためドイツ特産のジャガイモを持ち帰って、日本で食べたいと思う人がいるかもしれません。しかし残念ながら、ジャガイモも日本に持ち込み禁止の対象となっているのです。野菜の持ち込み果物と同様、付着した害虫が日本に入って大きな被害をもたらす可能性があるからです。

ドイツから持ち込み禁止となっている主な野菜は下記の通りです。

  • じゃがいも
  • トマト
  • パプリカ(ピーマン)

なお持ち込み禁止ではありませんが、検査証明書が必要なものもあります。

  • アーティチョーク
  • アスパラガス
  • レタス
  • ルッコラ

これらの野菜は検査証明書があり、検疫で検査を通れば、日本へ持ち込むことが可能です。ただし検査証明書は簡単に取得できないので気をつけてください。

植物検疫所の説明

ホワイトアスパラガス

種子や米(検査証明書が必要)

なお、切花、種子、米はドイツから日本へと持ち込み禁止ではありません。ただし検査証明書と検査が必要となっています。検査証明書の取得は簡単ではないため、日本へと持ち込む場合には手間がかかることになります。そのため気軽に持ち込めるものではありません。

チーズなどの乳製品(持ち込み可)

チーズなどの乳製品は動物検疫の対象となっています。ただし、個人消費で、10キロ未満の携行品であれば、検疫対象から外れることになります。そのため条件に合う場合には日本に持ち込むことができるのです

動物検疫所の説明

違法な持ち込みへの罰則

  • 悪質な場合、警察に通報される
  • 過去には逮捕例も
  • 罰則は3年以下の拘禁刑、もしくは300万円以下の罰金

禁止されている食品や製品などの日本への持ち込みには、罰則が設けられています。違法な持ち込みは罰則(3年以下の拘禁刑又は300万円以下(法人の場合は5,000万円以下)の罰金等)の対象となっています。違法性が高い場合には警察に通報されるだけでなく、逮捕される可能性すらあります。そのため禁止されている食品や製品の持ち込みは絶対にやめましょう。

ビールやワインの日本への持ち込みについては、こちらの記事で説明しています。

ドイツに持ち込めないものは、こちらの記事で紹介しています。


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