Home » 移動方法 » ヴュルツブルクの公共交通機関の使い方を解説(2026年版)

ヴュルツブルクの公共交通機関の使い方を解説(2026年版)

更新

/ by

/ カテゴリー:

ヴュルツブルクは南ドイツのバイエルン州にある都市です。ヴュルツブルクには美しい宮殿レジデンツがあり、それは世界遺産にも指定されています。またロマンティック街道の起点としても知られています。

このようなヴュルツブルクの街はドイツ旅行の目的地として人気で、実際に訪れる人は少なくないでしょう。そしてヴュルツブルクで公共交通機関を利用することになると思います。

しかしドイツの公共交通機関は改札口がなかったり、バスや鉄道といった異なる交通手段に同じ乗車券で乗れるなど、驚くことが多いでしょう。そのため旅行で訪れた際に戸惑う人もいると思います。

そこで今回は、そんなわかりにくいヴュルツブルクの公共機関の使い方について紹介します。

ヴュルツブルクの公共交通機関の運営会社

ヴュルツブルクの交通機関の運営会社(ヴュルツブルクでバスやシュトラーセンバーン/路面電車を運行)

  • Würzburger Versorgungs- und Verkehrs-GmbH (通称WVV) / ヴュルツブルク公営事業・交通公社

ヴュルツブルクなど周辺地域を束ねる交通グループ

  • Nahverkehr Mainfranken (通称NVM) / 公共交通マインフランケン

ヴュルツブルクで運行されている運営会社の異なるその他の交通機関

  • Sバーンやドイツ鉄道

ヴュルツブルクには公共交通機関の運行を行う会社、ヴュルツブルク公営事業・交通公社(Würzburger Versorgungs- und Verkehrs-GmbH ) があります。それは ヴュルツブルクでバスやシュトラーセバーン/路面電車を運行しています。

それ以外にもSバーンやドイツ鉄道がヴュルツブルクで公共交通機関として運行されています。

ヴュルツブルク公営事業・交通公社や、運営会社の異なるSバーンやドイツ鉄道(ヴュルツブルク周辺)は、市周辺地域の公共交通機関が構成する公共交通マインフランケン (通称 NVM)に所属しています。そのため公共交通マインフランケンに属する交通機関の乗車券を購入すれば、公共交通マインフランケンに所属する他の交通機関を利用できるのです。

ヴュルツブルクの公共交通機関の種類

ヴュルツブルクの公共交通機関

  • 市バス(Bus)
  • シュトラーセンバーン/路面電車(Straßenbahn)
  • Sバーン(S-bahn)
  • ドイツ鉄道の列車(Deutsche Bahn)/ 高速鉄道を除く

ヴュルツブルクでは運営会社が異なっていますが、市内の公共交通機関はいずれも公共交通マインフランケン (通称 NVM)に所属しています。そのため NVM所属の公共交通期間の乗車券を購入する場合、下記ものを利用することができます。

市バス(Bus)

ヴュルツブルクにあるバスの路線は市内各所を結んでいます。そのため市内を移動する際に利用することになるでしょう。

シュトラーセンバーン/路面電車(Straßenbahn)

ヴュルツブルク市内の各所を繋ぐ路面電車です。そのため市内を移動する際に利用することになります。市内中心部では駅間が短く、目的地近くまで移動することができます。

Sバーン(S-bahn)

都市近郊鉄道と呼ばれるもので鉄道で、ヴュルツブルクと周辺都市を結んでいます。駅間の距離が長く、短時間で長距離を移動することができます。

地域鉄道/ドイツ鉄道(Regionalzüge)

ドイツ鉄道による路線で、遠方にある都市とヴュルツブルクを結んでいます。そのため周辺の町を訪れる際に利用することになるでしょう。RE(Regional-Express)や、RB(Regionalbahn)が運行されています。

ヴュルツブルクの公共交通機関の路線図

ヴュルツブルクの路線図

ヴュルツブルクのオンライン路線図

切符の種類と価格

ヴュルツブルクの公共交通機関を利用する際に利用する主な乗車券は下記のものになります。

  • 短距離利用 / Kurzstrecke
  • 片道乗車券/ Einzelfahrkarte
  • 回数券(6回) / 6er-Karte
  • 1日乗車券 / TagesTicket Solo
  • グループ1日乗車券/ Tageskarte Gruppe

短距離利用 / Kurzstrecke

Kurzstreckeチケットは短距離乗車券のことです。バスとシュトラーセンバーン/路面電車は4停留所まで利用可能です。


注1: 6歳未満は無料

名称 通常価格 割引価格(6〜14歳)
Kurzstrecke Eins+4 1.7 Euro 0.7 Euro

(2026年1月確認)

片道乗車券 / Einzelfahrsc

ヴュルツブルク市内をカバーするチケットです。90分間使用可能です。バス、シュトラーセバーン(路面電車)、Sバーン、ドイツ鉄道を利用可能です。ただし片道のみ使用することができます。

注1: 6歳未満は無料

注2: 有効利用時間は90分

名称通常価格割引価格(6〜14歳)
Einzelkarte 3.4 Euro 1.7 Euro

(2026年1月確認)

回数券(6回) / 6er-Ticket

6枚綴りとなった片道乗車券です。

注1: 6歳未満は無料

注2: 各乗車券の有効利用時間は90分

名称 通常価格 割引価格(6〜14歳)
6er-Ticket 16.6 Euro 7.8 Euro

(2026年1月確認)

1日乗車券 / TagesTicket Solo

ヴュルツブルク市内の公共交通機関が1日乗り放題となります。バス、シュトラーセバーン(路面電車)、Sバーン、ドイツ鉄道を利用可能です。土曜日に購入する場合、日曜日も乗り放題となるお得な乗車券です。翌日03時まで利用可能です。

注1: 6歳未満は無料

注2: 翌日03時まで利用可能

注3: 土曜日に利用する場合は、日曜日も利用可能

名称 通常価格
Tageskarte Solo 6.1 Euro

(2026年1月確認)

グループ1日乗車券/ TagesTicket Gruppe

ヴュルツブルク市内の公共交通機関が5人まで乗り放題となる1日乗車券です。翌日03時まで利用することができます。バス、シュトラーセバーン(路面電車)、Sバーン、ドイツ鉄道を利用可能です。土曜日に購入する場合、日曜日も乗り放題となるお得な乗車券です。

注1: 6歳未満は無料

注2: 翌日03時まで利用可能

注3: 土曜日に利用する場合は、日曜日も利用可能

注4: 14歳までの子供は2人で1人とカウント

名称通常価格
TagesTicket Gruppe 11.2 Euro

(2026年1月確認)

ヴュルツブルク公営事業・交通公社の乗車券についての説明

バス、シュトラーセバーン(路面電車)、Sバーンの使い方

市バスの乗り方

乗車券

運転手から購入する、もしくアプリで購入することになります。

打刻

バス車内(一般的に運転席の後方付近)には打刻機があるので、打刻していない場合は、車内で打刻することができます。

乗車

ドイツでは乗車する際に乗車券を購入する、もしくは乗車券を提示します。そのため運転手側のドアから乗車することになります。

出入り口のドア付近に立たないことをお勧めします。ドアのセンサーが反応して閉じないことがあります。(一般的に黄色い線で立ってはいけないエリアが表示されています)

降車

降車の際は車内にある停車ボタンを押して、降車してください。一般的には車内にモニターがあり、次の停留所が表示されます。そこで停車ボタンを押して降車します。降車の際には運転手席側でなく、他のドアから降車してください(乗車する人とぶつかってしまうからです)

シュトラーセンバーン/路面電車の乗り方

乗車券

車内で購入することができます。またアプリでも購入できます。

打刻

車内には打刻機があるので、打刻していない場合は、車内で打刻することができます。

乗車

扱いはSバーンなどと同じで、一般的には運転手に乗車券を見せる必要はありません。

ドアの開閉

出入り口のドア上にドアの開閉ボタンがあります。それを押してドアを開けます。ドアのボタンを押さないとドアが開かないので、気をつけてください(自動で開く場合もあります)。

Sバーンの乗り方

乗車券

駅構内に券売機が設置されています。

打刻

改札がなく、その代わりに駅構内で打刻をする必要があります。

ドアの開閉

出入り口のドア上にドアの開閉ボタンがあります。それを押してドアを開けます。ドアのボタンを押さないとドアが開かないので、気をつけてください。

気を付けなくてはいけないこと / 乗車券に打刻が必要

ドイツの鉄道(Sバーンやドイツ鉄道)には改札口が設置されていません。そのため乗車券を利用する場合、打刻機で利用を始める駅名や利用開始時刻を入れる必要があります(アプリなどデジタルの場合には必要ありません)。

打刻用の機械は一般的に券売機の近くに設置されています。シュトラーセンバーン/路面電車や市バスの車内にも打刻用の機械が備え付けられています。そのため車内で打刻できます。

なおアプリの場合には、多くの乗車券は発券の段階で打刻されています(回数券などを除く)。

打刻しない場合は無賃乗車として罰金

乗車券を購入していても、打刻していない場合には無賃乗車とみなされます。打刻されていない場合、乗車した駅や乗車した時刻が記録されません。そのため利用しているゾーンの数もわからなくなり、利用状況に応じた乗車券を利用しているかどうか判断できないからです(公共交通機関では車内で検札を行うことがあります)。

もちろん乗車券を持たない場合も不正乗車となります。

不正乗車の場合、60ユーロ(2025年10月現在)の罰金を支払う必要があります。そのため乗車券の打刻忘や、乗車券の紛失に気をつけてください。

チケット購入はスマホアプリがお勧め

ヴュルツブルク公共交通機関を利用するなら、スマホアプリがお勧めです。

また券売機の故障が多く、利用できなかったり、お札を認識しないことが頻繁にあります。そしてチケットが購入できないかもしれません。そのためスマホアプリの活用をお勧めします。

Android

Apple


ページ内検索


カテゴリー


タグ

PR お勧めの展示 お役立ち情報 ケルン シュトゥットガルト デッサウ デュッセルドルフ ドイツサッカー ニュルンベルク ハノーファー バンベルク フランクフルト ベルリンの壁を自転車で辿る ベルリン観光 ライプツィヒ ヴァイマール ヴュルツブルク 現代アート 蚤の市


最新の投稿

ルフトハンザ航空で大規模なストライキ(2026年3…

ドイツの空港

ドイツはストライキが頻繁に行われる国として知られています。公共サービスなどでストライキが行われるのですが、特に影響が大きいのは交通部門のストライキです。 2026年2月にはルフトハンザ航空の組合による…

ハンブルクの穴場観光スポット:レトロな空間を楽しめ…

ハンブルクの穴場観光スポット:レトロな空間を楽しめ…

ハンブルクの隠れた名所「旧エルベ・トンネル」を紹介します。1911年開通の歴史的建造物であり、地下24メートルを歩いて川を渡れるユニークなスポットです。アンティークな照明や壁画、巨大エレベーターなど見…

ドイツ全土の地方公共交通機関でストライキを予定(2…

ベルリンの地下鉄

ドイツでは不況の影響や労働条件の改善のためにストライキが頻繁に行われています。公共交通機関も例外ではなく、頻繁に鉄道などが運休になるのです。 2026年2月2日にドイツ全土の都市で地方公共交通機関のス…

貴重なフェルメール作品を展示する「アントン・ウルリ…

アントン・ウルリッヒ公爵美術館

ドイツにあるフェルメール所蔵のアントン・ウルリッヒ公美術館を紹介。絵画、磁器、工芸品が並ぶドイツ屈指の至宝の数々。知る人ぞ知る美術館のコレクションを紹介します。

世界遺産に指定されている工場。モダニズム建築の原点…

ファグス工場

ドイツに点在する世界遺産の多くは、壮麗な大聖堂や中世の面影を残す旧市街など、数百年もの歴史を持つものです。ですが、その中には20世紀のものも含まれているのです。それらは短い歴史の中でも、歴史的に文化的…