ティアハイム

ティアハイム・ベルリン / 多くの動物を守る動物保護施設

ティアハイム・ベルリン(以下、ティアハイム)と呼ばれる動物保護施設がドイツの首都ベルリンにあります。それはペットだけでなく家畜、そして爬虫類などの生き物も保護する施設です。そこで行われている活動は、動物の保護、そして引き取り手を探すことなど。

そんなティアハイムの広大な敷地には、多くの生き物を保護するための様々な建物、動物病院、そして動物のための墓地などがあり、動物を保護するだけに留まらない様々な活動を行っています。そのため動物愛護において、シンボル的な場所とも言えるかもしれません。今回は、そのようなベルリンのティアハイムについて紹介したいと思います。

ドイツでの動物愛護の形

そもそもドイツではペットを取り巻く環境は他の国と比べると大きく異なっています。ドイツでは公共交通機関(鉄道など)にペットを持ち込むことができるため、電車内で犬を連れている人を見かけることは珍しくないでしょう。またペットと一緒に働くことを認める会社も少なくありません。

そして犬や猫を販売するペットショップを見かけないことに驚かされるはずです。ここドイツでは犬や猫などのペットは家族の一員として見なされており、商品として販売されるような存在ではないのです。

ティアハイムの活動/ペットなどの動物の保護

ティアハイムの活動で重要なのはペットなどの保護です。飼い主の病気や死別により、ペットが手放されることもあるでしょう。ティアハイムではこうした動物を引き取り、新しい飼い主を探す活動も行っています。そのため多くの身寄りのないペットが保護されています。

保護用のスペースはしっかりしており、そこに驚かされるかもしれません。猫のために用意されているのは、ゲージではなく個別のスペース。また2匹一緒に飼われていた場合、2匹一緒に同じスペースで保護しています。そして2匹一緒に飼うことができる新しい飼い主を探すのです。

保護された動物に見合った引き取り手をマッチング

保護スペースを覗いてみると、多くの動物がいます。先ほど取り上げた手放された猫の場合には、スペースの横に個別の情報が掲載されています。例えば、猫の名前、健康状態、そして、以前に飼われていた状況も知ることができます。

こうした情報は新しい飼い主のためだけでなく、動物側のためにもなっています。手放された動物が条件の合わない引き取り手に渡らないように工夫されているのです。そして手放された動物が、また同じように手放されることがないようになっているのです。

寄付で賄われているティアハイムの活動

多くの動物の命を守っているティアハイムですが、その活動の大部分が寄付で補われています。ティアハイムでは多くのボランティアが活動しており、動物たちの世話を行っています。また実際にティアハイムを訪れると、動物たちの餌も寄付で賄われていることに気付かされるでしょう。

例えば、ティアハイム内に多くの犬の写真が貼られている場所があります。写真と一緒に書かれているのは名付け親です。名付け親は餌代を支援して、ティアハイムの活動を支えているのです。このようにティアハイムは、多くの人々のサポートによって、その様々な活動が行うことができるのです。

ドイツの動物愛護の姿を見れる場所

ティアハイムの活動ですが、冒頭でも取り上げたように、犬や猫だけに留まることなく様々な動物や生き物が収容されています。トカゲなどの爬虫類を保護する建物もあれば、猿などの動物を保護する建物もあります。建物は郊外に位置しており、その敷地の広さはサッカーコート22面分もあるのです。そのため動物園と見紛うような空間とも言えるでしょう。

このよう場所を訪れれば、ティアハイムの活動を理解するだけでなく、ドイツでの動物愛護の事情がわかるかもしれません。もしドイツの動物愛護事情に興味があるのであれば、ぜひ訪れてみてください。

(ティアハイムは保護する動物たちの鳴き声のために、周辺に民家のないベルリン郊外の場所に位置しています。そのため訪れることは簡単ではありません。もしティアハイムに訪問などを検討しているようであれば、ご連絡ください。施設への案内、施設で行われるガイドツアーへの付き添いなどを行います。)

ティアハイム・ベルリン / Tierheim Berlin

アドレス: Hausvaterweg 39, 13057 Berlin

Web-Page: ティアハイム・ベルリン