2024年7月25日にドイツのフランクフルト空港で、環境アクティビストにより抗議活動が行われました。その影響のためフランクフルト空港では、多くのフライトがキャンセルとなり、また今後も大きな影響を与えることが予想されています。こちらの記事では、フランクフルト空港での抗議活動やその影響を簡単にお伝えします。
140便のフライトがキャンセルに
フランクフルト空港公式ページによれば、今朝フランクフルト空港に環境アクティビスト「Letzte Generation」が滑走路内に進入して、座り込みの抗議活動をおこないました。
そのため空港では一時的に飛行機の運行を取りやめており、およそ140便のフライトがキャンセルされています。今朝8時頃より運行を再開していますが、本日中フライトの遅延やキャンセルの可能性があるそうです。
環境アクティビスト「Letzte Generation」による抗議活動
「Letzte Generation」はドイツとオーストリアの環境活動家です。化石燃料の使用を止めるため様々な抗議活動を行っています。空港の滑走路や幹線道路に座り込んで、飛行機や車など交通の運行を止める活動を行ってきています。
また特に話題になるよう行われた抗議活動があり、美術館での美術作品への塗料を塗ったり、ベルリンのブランデンブルク門に塗料を塗ったことでも知られています。
他の空港で同じ問題が起きる可能性
2024年7月24日にもケルン・ボン空港で「Letzte Generation」は抗議活動を行い、空港の運行に影響を与えていました。そして翌日にフランクフルト航空で抗議活動を行い、多くのフライトをキャンセルさせています。
このように連続して抗議活動を行っているため、他の空港などでさらなる抗議活動ことが予想されます。
フランクフルト国際空港については、こちらの記事で解説しています。