ドイツ鉄道の列車
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シュトゥットガルトの公共交通機関の使い方を解説!(2026年版)

更新日

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シュトゥットガルトはドイツ南部を代表する街で、人口63万人を抱える大都市です。そんなシュトゥットガルトにはメルセデス・ベンツやポルシェの本社があり、また多くの美術館や博物館があるため、世界各国から観光客が訪れる街としても知られています。

そんな街を旅行で訪れる人は少なくないでしょう。そこで利用することになるのが公共交通機関です。しかしドイツの公共交通機関は日本のものとは料金体系や使い方などが異なるため戸惑う人がいるかもしれません。

そこで、こちらの記事ではシュトゥットガルトの公共交通機関の種類、そのの使い方や、料金体系、そして乗車券の種類などを解説します。

シュトゥットガルトの公共交通機関の利用法を理解して、シュトゥットガルト観光にぜひ活用してください。

シュトゥットガルトの公共交通機関の運営会社

シュトゥットガルトでは下記の運営会社の乗車券で高速鉄道を除く全ての公共交通機関の利用が可能です。

シュトゥットガルトのシュタットバーンやバスの運営会社

  • Stuttgarter Straßenbahnen /シュトゥットガルターシュトラーセーバーネン(通称SSB)

シュトゥットガルトや周辺の都市が所属する公共交通機関のグループ

  • Verkehrs- und Tarifverbund Stuttgart / シュトゥットガルト交通連合(通称VVS)

シュトゥットガルトにはいくつか交通機関があります。例えば、シュタットバーンやバスを運行するシュトゥットガルターシュトラーセーバーネン(通称SSB)などがあります。

シュトゥットガルトや周辺の都市で公共交通機関を利用するのであれば、それらが加盟するグループ、シュトゥットガルト交通連合(通称VVS)の乗車券を購入すれば、加盟グループ全ての交通機関を利用することができます。

SSBの乗車券を購入すれば、シュトゥットガルトや周辺都市の公共交通機関で利用することができます(利用可能エリアは乗車券によって異なります)。

そのためシュトゥットガルトから周辺の都市に移動する場合、シュトゥットガルトで乗車券を購入し、移動先の都市で乗車券を購入する必要はありません。異なる公共交通機関を利用しても、1枚の乗車券で移動することができます。

シュトゥットガルトの公共交通機関の種類

公共交通機関の種類

  • バス(Bus)
  • シュタットバーン(Stuttgart Stadtbahn)
  • Sバーン(S-bahn)
  • ドイツ鉄道の列車(Deutsche Bahn)/ 高速鉄道を除く

バス(Bus)

バスは市内各所を結んでいます。そのため市内を移動する際に利用することになるでしょう。

シュタットバーン(Stuttgart Stadtbahn)

シュトゥットガルト市内の各所を繋ぐ路面電車です。そのため市内を移動する際に利用することになります。市内中心部では駅間が短く、目的地近くまで移動することができます。

Sバーン(S-bahn)

都市近郊鉄道と呼ばれるもので鉄道で、シュトゥットガルトと周辺都市を結んでいます。駅間の距離が長く、短時間で長距離を移動することができます。

地域鉄道/ドイツ鉄道(Regionalzüge)

ドイツ鉄道による路線で、シュトゥットガルトと遠くの都市を結んでいます。そのため周辺の町を訪れる際に利用することになるでしょう。RE(Regional-Express)や、RB(Regionalbahn)が運行されています。

ドイツ鉄道の車両

料金体系について

  • 利用する「ゾーン」の数で料金が決まる
  • 公共交通機関の乗り換えは料金に影響を与えない
  • シュトゥットガルト市内の移動に必要な乗車券は「ゾーン1」3.5ユーロ(一つのゾーン内の移動)

ドイツと日本の公共交通機関で異なるのが、「ゾーン(エリア)」を基準にして料金体系です。理解できれば便利なのですが、慣れるまでが大変かもしれません

利用する「ゾーン」の数で料金が決まる

シュトゥットガルトを中心にして、そこからの距離で「ゾーン」が最大8つに区切られています。

複数の「ゾーン」を利用すると、多くの距離を移動することになるため、料金は高くなります。一方でシュトゥットガルト市内は同じゾーン内であり、1つのゾーンしか利用しません。そのため一つのゾーンしか使わないためゾーン1(利用するゾーンが一つ)となるのです。

またゾーン2からゾーン5へと移動する場合、ゾーン2、3、4、5を利用することになります。つまり利用するゾーン数は4つとなります。そのため「ゾーン4」(利用ゾーン数4)の乗車券を購入することになるのです。

乗車券を購入する場合に考えるのは、利用する交通機関でなく利用する「ゾーン」の数

例えば、シュトゥットガルト中央駅からポルシェ博物館に向かうとしましょう。その際に利用するのはSバーン、もしくはSバーンとバスです。

その際にSバーンのみで移動しても、Sバーンとバスを乗り換えて移動しても、乗車券の価格に影響しません。

利用する交通手段は価格に関係なく、利用する「ゾーン」の数次第で乗車券のカテゴリーが変わり、それに従って購入することになるのです。

利用する「ゾーン」の確認方法

VSSのページでは、出発地と到着地を入力することで、利用する交通手段、必要となる時間、切符のカテゴリー、その価格、移動経路が表示されます。

シュトゥットガルト市内を移動する際に必要なのは「ゾーン1」の乗車券

シュトゥットガルトの街の中を移動する際には、同じゾーン内を移動することになります。そのため利用する「ゾーン」の数は1つとなり、ゾーン1の乗車券(3.5ユーロ)を購入することになります

シュトゥットガルトの交通機関の路線図

シュトゥットガルト市内の路線図(PDF)

シュトゥットガルト広域路線図(PDF)

VVSゾーン区分図

切符の種類と価格

シュトゥットガルトや周辺地域(VSS管内)の公共交通機関を利用する際に利用する乗車券は、主に下記のものです

(VVSの乗車券に関するページはこちら)

  • 短距離乗車券/Kurzstrecke
  • 片道乗車券 / Einzelfahrt
  • 回数券 / 4erTicket
  • 1日乗車券 / Tages Ticket
  • グループ1日乗車券 / GruppenTagesTicket

短距離乗車券/Kurzstrecke

Kurzstreckeは短距離のみ利用できます。

Sバーンと地域鉄道/ドイツ鉄道の場合1駅のみ乗車可能です。

バス、シュタットバーンは3駅まで利用可能です。

最大5キロ(距離)まで利用可能です。

注1:6歳未満の子供は無料です。

種類価格
Kurzstrecke2.1ユーロ
2026年1月確認

片道乗車券 / Einzelfahrt

利用する(通過する)ゾーンの数に従って乗車券を選択します。途中下車は可能で異なる交通機関へ乗り換えも可能です。ただし片道のみ利用可能で復路で利用することができません。なお公式アプリではHandy Ticketと呼ばれるデジタル乗車券が割引価格で購入できます。

公式アプリ(AppleAndroid

Sバーン、シュタットバーン、バス、地域鉄道/ドイツ鉄道、その他の鉄道で利用可能です。

注1:6歳未満の子供は無料です。

利用するゾーンの数一般価格一般価格 / Handy Ticket子供料金(6-14歳)子供料金 / Handy Ticket
13.5 ユーロ3.35 ユーロ1.7 ユーロ1.6 ユーロ
24.5 ユーロ4.15 ユーロ2.0 ユーロ1.9ユーロ
35.9 ユーロ5.5 ユーロ2.7 ユーロ2.6 ユーロ
47.3 ユーロ6.8 ユーロ3.4 ユーロ3.3 ユーロ
58.9 ユーロ8.3 ユーロ4.1 ユーロ3.95 ユーロ
610.10 ユーロ9.67 ユーロ4.8 ユーロ4.52 ユーロ
7以上11.2 ユーロ10.72 ユーロ5.3 ユーロ5.1 ユーロ
2026年1月確認

回数券 / 4erTicket

通常乗車券を4回に分けて使うことができます。4人分の乗車券としても利用できます。

Sバーン、バス、シュタットバーン、地域鉄道/ドイツ鉄道、その他の鉄道で利用可能です。

注1:6歳未満の子供は無料です。

注2:6歳以上14歳以下は割引料金が適応されます。

利用するゾーンの数一般価格子供料金(6-14歳)
113.4 ユーロ6.4ユーロ
216.6 ユーロ7.6 ユーロ
322.0 ユーロ10.4 ユーロ
427.2 ユーロ13.2 ユーロ
533.2 ユーロ15.8 ユーロ
638.7 ユーロ18.1 ユーロ
7以上42.9 ユーロ20.4 ユーロ
2026年1月確認

1日乗車券 / Tages Ticket

1日乗車券を購入すると、利用エリアの公共交通機関が乗り放題になります。翌日の07時まで利用可能です。なお公式アプリではHandy Ticketと呼ばれるデジタル乗車券が割引価格で購入できます。

公式アプリ(AppleAndroid

Sバーン、シュタットバーン、バス、地域鉄道/ドイツ鉄道、その他の鉄道で利用可能です。

注1:6歳未満の子供は無料です。

利用するゾーンの数一般価格一般価格 / Handy Ticket
17.0 ユーロ6.7 ユーロ
29.0 ユーロ8.3 ユーロ
311.8 ユーロ11.0 ユーロ
414.6 ユーロ13.6 ユーロ
5 以上17.8 ユーロ16.6 ユーロ
2026年1月確認

グループ1日乗車券 / GruppenTagesTicket

1日乗車券を購入すると、5人までのグループが利用エリアの公共交通機関が乗り放題になります。翌日の07時まで利用可能です。なお公式アプリではHandy Ticketと呼ばれるデジタル乗車券が割引価格で購入できます。

公式アプリ(AppleAndroid

Sバーン、シュタットバーン、バス、地域鉄道/ドイツ鉄道、その他の鉄道で利用可能です。

注1:6歳未満の子供は無料です。

利用するゾーンの数一般価格一般価格 / Handy Ticket
114.3 ユーロ13.4 ユーロ
217.7 ユーロ16.6 ユーロ
320.8 ユーロ20.6 ユーロ
422.5 ユーロ22.3 ユーロ
5 以上24.9 ユーロ24.7 ユーロ
2026年1月確認
ハンブルク中央駅
ハンブルク中央駅

バス、シュタットバーン、Sバーンの乗り方

バスの乗り方

乗車

ドイツでは乗車する際に乗車券を購入する、もしくは乗車券を提示します。そのため運転手側のドアから乗車することになります。運転手から乗車券を購入できますが、あらかじめアプリで乗車券を購入することを強くお勧めします。

出入り口のドア付近に立たないことをお勧めします。ドアのセンサーが反応して閉じないことがあります。(一般的に黄色い線で立ってはいけないエリアが表示されています)

降車

降車の際は車内にある停車ボタンを押して、降車してください。一般的には車内にモニターがあり、次の停留所が表示されます。そこで停車ボタンを押して降車します。降車の際には運転手側でなく、他のドアから降車してください(乗車する人とぶつかってしまうからです)

打刻

バス車内(一般的に運転席の後方付近)には打刻機があるので、打刻していない場合は、車内で打刻することができます。

シュタットバーンの乗り方

乗車

扱いはSバーンなどと同じで、一般的には運転手に乗車券を見せる必要はありません。

出入り口のドア上にドアの開閉ボタンがあります。それを押してドアを開けます。ドアのボタンを押さないとドアが開かないので、気をつけてください。

一般的にシュタットバーンの車内に券売機が設置されています。車内で購入できる場合が多いですが、個人的にはアプリでの購入をお勧めします。

降車

降車する際には出入り口のドア上にドアの開閉ボタンを押してください。それを押してドアを開けます。ドアのボタンを押さないとドアが開かないので、気をつけてください。

Sバーンの乗り方

乗車

出入り口のドア上にドアの開閉ボタンがあります。それを押してドアを開けます。ドアのボタンを押さないとドアが開かないので、気をつけてください。

車内に券売機はありません。乗車券はアプリ、もしくは駅で購入してください。

また改札口もありません。

降車

降車する際には出入り口のドア上にドアの開閉ボタンを押してください。それを押してドアを開けます。ドアのボタンを押さないとドアが開かないので、気をつけてください。

気を付けなくてはいけないこと / 乗車券に打刻が必要

ドイツの鉄道(Sバーン、地下鉄、地域鉄道)には改札口がありません。そのため乗車券を利用する際に打刻機で利用を始める駅名や利用開始時刻を入れる必要があります(アプリなどデジタルの場合は必要ありません)。

打刻用の機械は一般的に券売機の近くに設置されています。一般的にバスやシュタットバーンでも車内に打刻用の機械が備え付けられています。そのため車内で打刻できます。

なおアプリの場合や一部のチケットでは発券の段階で打刻されているものもあります。

乗車券を購入していても、打刻していない場合には無賃乗車とみなされます。打刻がない場合、乗車した駅や乗車した時刻が記録されず、利用しているゾーンの数がわからなくなり、正しい乗車券を利用しているかどうか判断できないからです。

もちろん乗車券を持たない場合も不正乗車となります。

不正乗車の場合には、60ユーロ(2025年5月現在)の罰金を支払う必要があります。そのため、乗車券の打刻忘や、乗車券の紛失に気をつけてください。

VVSでの不正乗車についての告知

ストライキに注意

ドイツでは頻繁に公共交通機関のストライキが行われます。そのため旅行の際に、交通機関が利用できないこともあるでしょう。また公式にアナウンスされるのが、ストライキ決行数日前の場合がほとんどです。

ドイツ旅行の際には、突然ストライキにあってスケジュールを変更する可能性もあるので、気を付けてください。

ドイツのストライキは下記の通りです。何も表示されない場合、ストライキは予定されていません(右スクロールで情報を確認できます)

都市名日時ストライキの内容交通機関公式情報
2026年1月15日確認

アプリがあれば、便利でお得

ドイツで公共交通機関を使う際に困るのは、券売機が見つからないことや、券売機の故障です。それによって、利用したい列車などに乗り遅れることもあるでしょう。そこでお勧めしたいのは、VVSのアプリです。

それを使えば、出発地から目的地の移動方法や乗車券の種類を確認でき、そのまま購入することができます。

何よりアプリを使うメリットとして挙げたいのは、一部の乗車券がアプリで購入できるHandyTicketに割引価格を適応していることです。そのため、アプリを活用してお得に便利にVSSを活用しましょう。

公式アプリ(AppleAndroid

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