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デュッセルドルフの公共交通機関の使い方を解説!(2026年版)

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デュッセルドルフといえば、ケルン近郊の都市です。ケルンへの旅行の際に利用する人も多いでしょう。またデュッセルドルフには日本の会社の支社も多くあり、ビジネスの利用で、デュッセルドルフを訪れる人もいると思います。

そんなデュッセルドルフを訪れた際に多くの人が使うことになるのが、公共交通機関です。しかし、それは日本のものと様々な違いがあり、どう使って良いか、どの乗車券を購入すべきか、悩むかもしれません。

そこで、こちらの記事ではデュッセルドルフやその近郊の都市での公共交通機関について解説します。

デュッセルドルフの公共交通機関

  • デュッセルドルフには複数の公共交通機関の運営会社(Rheinbahn、Verkehrsverbund Rhein Ruhr/VRR)
  • どの会社でも、それらが所属するVRRの公共交通を利用可能

デュッセルドルフで公共交通を利用しようとすると、​​Rheinbahn(ライン鉄道)とVerkehrsverbund Rhein Ruhr(ライン・ルール交通連合/通称VRR)の二つの会社名を見ることになるでしょう。

なぜならデュッセルドルフや周辺の市町村があるルール地方では、公共交通機関を運営する会社が複数あるためです。例えばデュッセルドルフには​​Rheinbahnがシュタットバーン(路面電車)やバスを運営しています。

デュッセルドルフ以外の周辺市町村でも公共交通機関を運営する会社があり、それらを束ねるのが、Verkehrsverbund Rhein Ruhr(ライン・ルール交通連合)、通称VRRです。

VRRにはデュッセルドルフ周辺地域を走るドイツ鉄道も含まれています。そのためデュッセルドルフ周辺地域では、Rheinbahnやドイツ鉄道を含むVRRに加盟している公共交通機関を利用することができます。

なおVRRのエリアは、デュッセルドルフ、ボーフム、ドルトムント、デュイスブルク、ヴッパータール、ゾーリンゲンなどルール地方の市町村です。

簡単に言ってしまえば、デュッセルドルフ周辺地域ではVRRに加盟する交通機関を全て利用することができます。利用する際に必要なのは加盟交通機関の乗車券1枚だけですつまり​​Rheinbahnの乗車券があれば、VRR加盟の交通機関を全て利用できます。

乗車券の交通機関と利用する交通機関の会社名が異なっていても問題ありません。乗車券の購入についても同様で、重要なのはVRRに加盟しているかどうかです。

デュッセルドルフの周辺都市にはVRRに加盟しておらず、他の運営会社に所属していケルンなどの都市があります。VRRはそれらの運営会社と連携しており、VRRの切符で向かうことができます。

デュッセルドルフの公共交通機関の種類

  • Sバーン
  • シュトラーセンバーン
  • バス
  • 地域鉄道/ドイツ鉄道

デュッセルドルフ及び、周辺エリア(VRR管内)では下記の公共交通機関を利用できます。乗車券や券売機の会社名だけでなく、VRR管内の別会社名義の下記の交通機関を利用することができるため気をつけてください。などドイツ鉄道のICEやICには別の乗車券が必要です。

都市近郊鉄道と呼ばれるもので、デュッセルドルフと周辺都市を結ぶ鉄道です。駅間が長く長距離を早く移動することが可能です。例えば、デュッセルドルフとケルンやヴッパータールなどの都市がSバーンで結ばれています。

デュッセルドルフ市内の各所を繋ぐ路面電車です。そのため市内を移動する際に利用することになります。市内中心部では駅間が短く、目的地近くまで移動することができます。

バスもシュトラーセンバーン同様に、市内各所を結んでいます。そのため市内を移動する際に利用することになるでしょう。

ドイツ鉄道による路線で、デュッセルドルフと遠くの都市を結んでいます。そのためデュッセルドルフ近郊都市を訪れる際に利用することになるでしょう。RE(Regional-Express)や、RB(Regionalbahn)が運行されています。

料金体系について

  • 目的地となる市町村の「ゾーン」で料金が決まる
  • 公共交通機関の乗り換えは料金に影響を与えない
  • デュッセルドルフ市内の移動に必要な乗車券は「A」(3.8ユーロ)

ドイツと日本の公共交通機関で異なるのが、「ゾーン(エリア)」を基準にして料金体系が考えられていることです。これは便利ではあるのですが、慣れないと理解しにくいかもしれません。

「ゾーン」は一つの市町村、もしく大都市の地域のことです。例えば同一市町村や、大都市の同じ地域を移動するのであれば、料金は変わることはありません。

ただし隣接する「ゾーン」へと移動する場合に移動距離が増えると考えられ、料金が変わります。そしてさらに遠い「ゾーン」に移動する場合には、さらに料金が高くなるのです。

乗車券の価格は目的地の「ゾーン」に従って3段階となっており、A、B、Cがあります。

例えば、デュッセルドルフ中央駅からノイス郊外にある美術館Langen Foundationに向かうとしましょう。その際に利用するのはSバーンとバスです。交通手段を乗り換えて向かうことになります。

ノイスはデュッセルドルフの隣にあるため、料金カテゴリーはBです。そのため乗車券の価格は7ユーロで、乗り換えはその価格に影響しません。

利用する交通手段は価格に関係なく、目的地の「ゾーン」次第で乗車券のカテゴリーが変わり、それに従って購入することになるのです。

出発地と目的地を入力することで、乗車券の「ゾーン」やカテゴリーを確認することができます。なおRheinbahnのページでは、交通手段、必要となる時間、切符のカテゴリー、その価格、移動経路が表示されます。

デュッセルドルフ市内を観光する場合には大都市の市内となります。同一市内で利用するのがデュッセルドルフの場合には、Aの乗車券を購入することになります

デュッセルドルフの交通機関の路線図

Rheinbahnの路線図を掲載するページ(希望する路線図にチェックを入れてダウンロード)

切符の種類と価格

デュッセルドルフや周辺地域(VRR管轄内)の公共交通機関を利用する際に利用する乗車券は、主に下記のものです

  • 片道乗車券 / Einzelfahrt
  • 回数券 / 4erTicket
  • 24時間乗車券 / 24StundenTicket

目的地の「ゾーン」に従って乗車券を選択します。同一の市内やエリアはカテゴリーがAになります。

隣接する市町村やエリアは、基本的にカテゴリーがBとなります。カテゴリーCにはは遠隔地が適応されます。

途中下車は可能で異なる交通機関へ乗り換えも可能です。ただし片道のみ利用可能で復路で利用することができません。なお各乗車券には利用制限時間があります。

Sバーン、バス、シュトラーセンバーン、地域鉄道/ドイツ鉄道で利用可能です。

注1:6歳以下の子供は無料です。

注2:7歳以上15歳未満は割引料金が適応されます。

カテゴリー利用可能時間割引料金一般価格
A90 分2.1 ユーロ3.8 ユーロ
B120分2.1 ユーロ7.8 ユーロ
C300分2.1 ユーロ19.8 ユーロ
2026年1月確認

通常乗車券を4回に分けて使うことができます。4人分の乗車券としても利用できます。

Sバーン、バス、シュトラーセンバーン、地域鉄道/ドイツ鉄道で利用可能です。

注1:6歳以下の子供は無料です。

注2:7歳以上15歳未満は割引料金が適応されます。

カテゴリー利用可能時間割引料金一般価格
A90 分8.4 ユーロ15.2 ユーロ
B120分8.4 ユーロ31.2 ユーロ
C300分8.4 ユーロ79.2 ユーロ
2026年1月確認

打刻したあと24時間利用可能になります。また5人まで人数を増やすことができるため、少人数のグループで旅行する際に利用できるでしょう。

一人当たりの追加料金(5人まで)一般価格
A+ 5.1 ユーロ7.6 ユーロ
B+ 6.2 ユーロ15.6 ユーロ
C+ 6.9 ユーロ38.4 ユーロ
2026年1月確認

バス、シュトラーセンバーン、Sバーンの乗り方

バスの乗り方

乗車券

運転手から、もしくはアプリでの購入。アプリでの購入をお勧めします。

乗車

ドイツでは乗車する際に乗車券を購入する、もしくは乗車券を提示します。そのため運転手側のドアから乗車することになります。

出入り口のドア付近に立たないことをお勧めします。ドアのセンサーが反応して閉じないことがあります。(一般的に黄色い線で立ってはいけないエリアが表示されています)

打刻

バス車内(一般的に運転席の後方付近)には打刻機があるので、車内で打刻することができます。

降車

降車の際は車内にある停車ボタンを押して、降車してください。一般的には車内にモニターがあり、次の停留所が表示されます。そこで停車ボタンを押して降車します。降車の際には運転手側でなく、他のドアから降車してください(乗車する人とぶつかってしまうからです)

シュタットバーンの乗り方

乗車券

一般的に車内に券売機が設置されています。アプリでも購入できるため、アプリでの購入をお勧めします。

乗車

扱いはSバーンなどと同じで、一般的には運転手に乗車券を見せる必要はありません。

打刻

車内に打刻機が設置されているため、車内で打刻ができます。

ドアの開閉

出入り口のドア上にドアの開閉ボタンがあります。それを押してドアを開けます。ドアのボタンを押さないとドアが開かないので気をつけてください。

Sバーンの乗り方

改札

改札口はありません。その代わりに打刻を行う必要があります。

乗車券

駅構内に券売機が設置されています。車内に券売機は設置されていません。

打刻

駅構内に打刻機が設置されています。車内に蛇行機は設置されていません。

ドアの開閉

出入り口のドア上にドアの開閉ボタンがあります。それを押してドアを開けます。ドアのボタンを押さないとドアが開かないので、気をつけてください。

駅には改札がないため必ず乗車券に打刻が必要

  • 乗車券に乗車駅、乗車時刻を記入するために打刻が必要
  • 打刻がない場合は、無賃乗車扱い
  • 無賃乗車は60ユーロの罰金

デュッセルドルフや周辺地域の鉄道(Sバーン、地域鉄道)には改札口がありません。そのため困惑するかもしれません。切符を購入した後に、打刻機で切符に駅や使用時刻を入れてください。(アプリなどデジタルの場合は必要ありません)。

紙の切符では、打刻機で利用開始時刻が打ち込まれます。それによって切符の有効時間が決まるのです。また乗車駅も記録されます(アプリの場合や一部のチケットでは発券の段階で打刻されているものもあります)。

このように駅に改札がないため打刻の必要があります。打刻の機械は券売機の近くにあります。

なおバスやシュトラーセバーンでは車内に打刻用の機械が設置されています。そのため車内で打刻することができます。

乗車券の不所持は不正乗車となりますが、乗車券に打刻がない場合にも不正乗車とみなされます。なぜなら乗車した駅や、乗車した時刻が記録されておらず、乗車駅や乗車時刻を偽ることができるからです。

不正乗車の場合には、60ユーロ(2024年12月現在)の罰金を支払う必要があります。そのため、乗車券の打刻や、乗車券の紛失に気をつけてください。

Rheinbahnによる不正乗車についての説明

デュッセルドルフ空港への移動方法

デュッセルドルフの街には空港があります。そのためデュッセルドルフの街と空港を移動する人も多いでしょう。デュッセルドルフ中央駅からデュッセルドルフ空港へと移動する場合、デュッセルドルフ空港に15分から25分ほどで移動することができます。

空港には2つ駅があり、ターミナル駅とスカイトレインと呼ばれるモノレールに接続する駅があります。デュッセルドルフ中央駅とターミナルの移動であれば、乗り換えのないターミナルの駅(Düsseldorf Flughafen Terminal (S))の利用をお勧めします。

デュッセルドルフ中央駅からは下記の列車で移動できます。
S11

目的駅カテゴリー / Preisstufe通常乗車券 / Einzelfahrtの価格
Düsseldorf Flughafen Terminal (S)A3.8 ユーロ
2026年1月確認

なお空港からデュッセルドルフ以外の離れた都市に向かう場合は、多くの都市を結ぶ遠距離線が停車する「Düsseldorf Flughafen (Fernbf)」駅を利用する場合が良いかもしれません。その場合にはスカイトレインで約7分必要となります。

デュッセルドルフ空港については、こちらの記事で紹介しています。

ケルン・ボン空港への移動方法

デュッセルドルフの近隣の都市にはケルンがあり、そこにも空港があります。こちらを利用する場合には、価格体系が別の交通機関(VRS)となりますが、デュッセルドルフ中央駅から、直通の列車が出ています。時間は1時間ほどかかるでしょう。

デュッセルドルフ中央駅からは下記の列車で移動できます。

R6

目的駅カテゴリー / Preisstufe通常乗車券 / Einzelfahrtの価格
Flughafen Köln/Bonn BfPreisstufe 5
(VRSの価格)
14.8 ユーロ
2026年1月確認

ストライキに注意

ドイツでは公共交通機関でストライキは珍しくありません。場合によっては公共交通機関が利用できないこともあるのです。こうしたストライキは公式にアナウンスされるのが、ストライキの数日前の場合がほとんどです。

ドイツ旅行の際には、突然ストライキにあってスケジュールを変更する可能性もあるため気を付けてください。

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