ドイツには多くの世界遺産があります。多くの世界遺産がありますが、その中でも多くの人に知られているのはポツダムのサンスーシ宮殿かもしれません。サンスーシ宮殿は世界史の教科書にも登場する歴史的にも重要な場所です。そのためサンスーシ宮殿の名前を聞いたことがある人は多いでしょう。
サンスーシ宮殿があるのは首都ベルリンの隣町であるポツダム。ベルリンに隣接しているため電車などで短時間で訪れることができます。また多くの観光スポットがあり、ベルリンからの日帰り観光旅行に打ってつけの場所と言えるでしょう。
今回こちらの記事では世界遺産に指定されている歴史的にも重要な場所、サンスーシ宮殿について紹介したいと思います。
- ベルリンから日帰りで訪れられるポツダム
- 世界遺産に登録されているサンスーシ宮殿
- サンスーシ宮殿の特徴となる葡萄棚
- フリードリヒ2世とサンスーシ宮殿
- サンスーシ宮殿で開催される特別なイベント「ポツダム宮殿の夜」
- サンスーシ宮殿を訪れるなら、チケットは事前に予約しよう
- ベルリン旅行に合わせてサンスーシ宮殿を訪れよう
ポツダムで世界遺産の建物をご案内します
ポツダム個人ガイド
ベルリンから日帰りで訪れられるポツダム

ポツダムはドイツ東部にある街です。ベルリンの西側に隣接しており、ベルリン中心部から電車で1時間ほどで訪れられます。ポツダムとベルリン間は人々の往来が多く、電車の本数も豊富で朝早くから夜遅くまで多くの電車が運行しています。ポツダムは隣街ですが、感覚としてはベルリンの郊外に感じられるでしょう。
サンスーシ宮殿は位置するのはポツダムの駅から3キロほど離れた場所。そこへは多くの移動手段があり、ポツダムの駅からは20分ほどで訪れることができます。ベルリンからサンスーシ宮殿への移動を考えると、1時間半ほど移動時間を想定しておくとよいかもしれません。
世界遺産に登録されているサンスーシ宮殿

サンスーシ宮殿はプロイセン国王のフリードリヒ2世(フリードリヒ大王)の命によって18世紀中頃に建てられました。プロイセンの王宮はベルリンの中心部(現在の再建されたフンボルト・フォーラム)にあったため、サンスーシ宮殿は自然を楽しめる夏の離宮だったのです。
フランス語で「憂いなし」の意味を持つサンスーシ宮殿を、フリードリヒ2世は心落ち着く場所として気に入り、居城として利用していました。その後、サンスーシ宮殿周辺には歴代のプロイセン国王が様々な宮殿を建て宮殿群が形成されていきます。そして、そんな宮殿群は1990年に「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」として世界遺産に登録されたのでした。
サンスーシ宮殿の特徴となる葡萄棚

サンスーシ宮殿は巨大な宮殿と思われがちですが、実際はそうではありません。建物は平家で部屋数は12部屋しかなく小規模な宮殿です。規模から派手さは感じられませんが、室内空間はロココスタイルを取り入れており、当時の華やかな暮らしを感じられるでしょう。
このようなサンスーシ宮殿ですが、大きな特徴となっているのは宮殿が建つ丘です。その丘には6段の葡萄棚が作られており、その中心には宮殿へとの伸びる階段が取り付けられています。宮殿そのものは小規模ですが、ワイン棚や階段と宮殿の組み合わせは、実際の規模以上の素晴らしい風景を生み出しているのです。
フリードリヒ2世とサンスーシ宮殿

サンスーシ宮殿を語る上で、そこに住んだフリードリヒ2世を忘れてはいけないでしょう。フリードリヒ2世はプロイセンの国土を2倍にしており、大学などの研究機関を支援しました。そのためフリードリヒ大王とも呼ばれていますが、彼はドイツの主食とも言えるジャガイモを普及させたのです。
当時好まれていなかったジャガイモでしたが、栽培する畑をわざと警備をさせて人々の興味を引かせたのです。現在サンスーシ宮殿の傍らにはフリードリヒ2世のお墓がありますが、人々はそこに花だけでなくジャガイモもたむけています。
サンスーシ宮殿で開催される特別なイベント「ポツダムの宮殿の夜」

サンスーシ宮殿では特別なイベントを開催しています。それは毎年夏に行われる「ポツダムの宮殿の夜」と呼ばれるもの。サンスーシ宮殿などのライトアップが行われ、素晴らしい夜景を楽しめます。サンスーシ宮殿は葡萄棚と共にライトアップされ、美しい景色が生み出します。
それ以外にも、中世の衣装で着飾った人が宮殿や庭園を練り歩くため、中世の華やかな雰囲気を楽しめるでしょう。またコンサートやパフォーマンスなども行われ、フードトラックで食事なども楽しむことができます。サンスーシ宮殿を訪れるのであれば、こうしたイベントに合わせて訪れると、より楽しむことができるかもしれません。
ポツダムの宮殿の夜はこちらの記事で紹介しています。
サンスーシ宮殿を訪れるなら、チケットは事前に予約しよう

サンスーシ宮殿は人気のある観光スポットの一つです。そのため訪れても入場制限のために長時間待たされることもあります。そんなサンスーシ宮殿では時間指定のできる予約チケットを販売しています。ただし予約できるチケットは他の施設も訪れることができる22ユーロのコンビチケットのみです
通常価格のチケットは事前予約ができず、当日受付で購入することができます。ただしバケーション期間や週末は多くの人が訪れるため、入館まで待たされることになるでしょう。
もし時間を有効活用して待ち時間なくサンスーシ宮殿を訪れるなら、事前予約でコンビチケットの購入を強くお勧めします。もし午前中などに訪れ、待ち時間があっても構わない人は当日に通常チケットを買っても良いでしょう。
チケットの予約は下記のページからすることができます。
サンスーシ宮殿チケット予約ページ(予約方法は下記で説明)
ベルリン旅行に合わせてサンスーシ宮殿を訪れよう

サンスーシ宮殿は世界遺産にも登録されている素晴らしい場所です。ベルリンからも近く、そこからは日帰り旅行をすることもできるでしょう。もしベルリンなど周辺の街を旅行で訪れるのであれば、ポツダムのサンスーシ宮殿を訪れることをお勧めします。きっと、その美しい景観や建物に魅せられると思います。
サンスーシ宮殿 / Schloss Sanssouci
アドレス: Maulbeerallee 14469 Potsdam
開館時間 : 10〜16:30 / 11月〜3月, 10〜17:30 / 4月〜10月
休館日 : 月曜日
入場料 : 14ユーロ(コンビチケットは22ユーロ)
Website : サンスーシ宮殿
(2025年1月確認)
サンスーシ宮殿の予約方法
入場券を宮殿で購入する場合、予約の空きスロットに入場することになります。そのため長時間、入場を待たされる可能性があります。場合によっては長時間待つことになるため、オンラインで予約することをお勧めします。
ただし予約できるのは、コンビチケットのみで22ユーロします。コンビチケットはStern Hunting Lodge、Sacrow House、Belvedere – Pfingstbergを除くポツダムの宮殿に同日に訪問可能です。
予約方法
- オンラインの予約ページを開く
- 「Book Ticket(チケットを予約)」を選択
- 「When would you like to visit us?(いつ訪問しますか)」と表示されるので、日付と日時を選択。
- 「Combined ticket(コンビチケット)」を選択
- 「Would you also like to visit the Neues Palais Grandtour with the combined ticket?(コンビチケットで新宮殿のツアーを訪問しますか?)」と表示されるので、コンビチケットで新宮殿を訪問する場合はYesを選択してください
- 支払いページ表示。支払いを終えると、PDFで入場券が送られてきます。
GetYourGuideでは日本語でサンスーシ宮殿の予約をすることができます。
サンスーシ宮殿を撮影してきました。宮殿の雰囲気を感じられるかもしれません。
ポツダムにあるお勧めの観光スポットについては、こちらの記事で紹介しています。
ドイツ便りが撮影したサンスーシ宮殿の画像はこちらのページでフリー画像として利用することができます。










