ドイツ旅行の際にドイツ中部の都市ハノーファーを訪れる人は少なくないでしょう。なぜなら、ハノーファーはドイツ東西と南北を結ぶ鉄道の路線が交差する場所で、交通の要所となっているからです。
電車でドイツ旅行する際に乗り換えで下車することもあるハノーファーですが、そこには多くの魅力的な場所があります。なかでもヘレンハウゼン王宮庭園はドイツ屈指の庭園で、その美しさやスケールから、多くの人が訪れる人気の場所となっています。
そこで、こちらの記事では、そんなヘレンハウゼン王宮庭園を紹介したいと思います。
郊外に広がる広大なヘレンハウゼン王宮庭園
ヘレンハウゼン王宮庭園が位置するのは市内中心部から少し離れた場所で、バスやライトレールで訪れることができます。こちらの庭園ですが、実は4つの庭園から構成されています。それらは植物園、博物館の敷地、大学の敷地などになっています。
その中で特に有名なのが、最も大きい大庭園なのです。それはヘレンハウゼン王宮の建設された17世紀に始まり、拡張や造園を通じて現在の形になっています。

造形された自然
庭園は幾何学的に構成されて、植物や彫刻が配置されており、ヨーロッパでも有数のバロック式庭園として知られています。そんな庭園ですが、その広さはおよそ50ヘクタール、東京ドームで10個分の広さがある場所なのです。
そこには木々が植えられ、垣根によって区切られており、造形が施された自然を楽しむことができます。また彫像や噴水が設置されており、優雅で美しい空間となっているのです。そんな空間を歩けば、中世の貴族の暮らしを思い浮かべることができるでしょう。

庭園のハイライトとなる大噴水
このような庭園のハイライトは噴水です。それは園内の随所に設置されているのですが、特に有名なのが大噴水です。18世紀の初頭に設置されたもので、その当時で高さは35メートルにも達したそうです。そして現在では技術の発展により、高さは2倍となって70メートル近くとなっています。
作り出された水の柱はスケールの大きい庭園に相応しく、その高さに驚かされるでしょう。このような噴水を楽しめるのも本庭園の魅力なのです。
現代の美術作品も楽しめる場所
庭園では中世のような伝統だけを楽しめるわけではありません。現代の文化も楽しむことができるのです。それは現代のアーティストの作品です。
ハノーファーの名誉市民だったアーティストのニキ・ド・サン・ファルによる特別な空間が設けられているのです。それはモザイク状の鏡の破片で埋め尽くされた空間です。色鮮やかな空間は圧巻で、その美しさには息を呑むでしょう。
このような作品は難解なものでなく、感覚的に感じることができます。そのため現代美術が苦手な人も、きっと楽しめると思います。

ハノーファーで必見の場所
ヘレンハウゼン王宮庭園はハノーファーを訪れるなら必見の場所です。そこでは木々、水など自然が人間の手によって形を加えられ、その造形美を楽しめる場所となっています。
敷地には彫像や美術作品も設置されており、人間が作り出す美も楽しむことができるでしょう。そして広大な敷地が生み出すスケール感に圧倒されると思います。そのため庭園好きな人であれば、これだけのためにハノーファーを訪れても良いと思います。
いずれにせよ、訪れれば必ず満足できる場所なので、ぜひ訪れてみてください。

ヘレンハウゼン王宮庭園 / Herrenhäuser Gärten
アドレス:Herrenhäuser Str. 4, 30419, Hannover
開園時間:9〜16時(11月〜3月)、9〜18時30分(4、9月)、9〜19時30分(5〜8月)、9〜17時30分(10月)
入場料:10ユーロ(大庭園+ヘレンハウゼン王宮+ベルク庭園)注:11〜3月は8ユーロ
Web-site:ヘレンハウゼン王宮庭園
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