ドイツといえば、クリスマスマーケットを思い浮かべる人も多いでしょう。幻想的な雰囲気やきらびやかなイルミネーションなど、イメージはあっても、実際にどんな楽しみ方ができるかまでは、あまり知られていないかもしれません。
ドイツのクリスマスマーケットは、個性的なものから定番スタイルまでさまざまですが、多くの会場に共通する定番の楽しみ方もあります。
こちらの記事では、そんなクリスマスマーケットの定番のものを紹介して、何が楽しめるかを紹介したいと思います。ぜひドイツでクリスマスマーケットを訪れる際の参考にしてみてください。
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食事
クリスマスマーケットでの最大の楽しみは食事かもしれません。どんなクリスマスマーケットであっても、食事を楽しめる屋台は必ずあります。特に一般的なのはドイツの国民食とも言えるソーセージです。屋台ではグリルされたソーセージが売られており、熱々のソーセージを楽しむことができます。

またドイツを代表する食材ジャガイモを使ったカトフェルプッファーも見逃せません。これはすりおろしたジャガイモを揚げ焼きしたものでサクサクした表面に、もちもちした食感を楽しむことができます。アップルソースをかけて、塩味と甘いソースという日本でお目にかかれない組み合わせも楽しめるでしょう。
他にもクリスマスマーケットで食べてほしいのが温かいスープ、グヤーシュです。これはハンガリー起源の料理でドイツでも人気があります。ビーフシチューに似ており、日本人の口にも合うでしょう。寒空の下で開催されるクリスマスマーケットでは、食欲を満たすだけでなく、体を芯から暖めることができると思います。

そしてクリスマスマーケットで、ぜひ飲んでほしいのがグリューワインです。これはホットワインで、シナモンなどの香辛料を入れた温かい飲み物です。赤ワインから作られているものが多いのですが、最近では白ワインを使ったものもあります。こちらも体を芯から暖めることができるので、ぜひクリスマスマーケットで飲んでみてください。
ショッピング
クリスマスマーケットには多くの屋台が並びます。屋台の多くはクリスマスデコレーションや工芸品などを販売しています。そのためクリスマスマーケットでしか買えないような特別なものを購入することができるのです。日本へのお土産を買うのであれば、マーケットで探してみるのも良いでしょう。

クリスマスピラミッドは特に人気のあるクリスマス用の装飾品の一つです。それは蝋燭を灯すと、ピラミッド上部に取り付けられた羽根が回るもので、クリスマス飾りとして特に有名です。こうした装飾品は多くのクリスマスマーケットで購入することができます。ドイツのクリスマスマーケットで手に入れたクリスマスピラミッドは、日本に持ち帰れるドイツ旅行の思い出になるでしょう。
クリスマスマーケットと言えば、ハンドメイドの工芸品が販売されることも多いです。特に良く見かけるのは陶器の器やコップなどで、作家が制作したオリジナルのアイテムを手頃な価格で購入することができるのです。作家本人がお店に立ち販売することが多く、その場合には工芸品について作り手とのコミュニケーションを楽しめると思います。

クリスマスマーケットでのお土産は装飾品ばかりではありません。多くの食品も販売されています。最もお土産向きなのが、ドイツ版のクリスマスケーキであるシュトレンです。特に発祥の地とも言われるドレスデンでは多くの店が立ち並び、本場のシュトレンを購入することができるでしょう。他にもドイツ特産のサラミなど肉製品も販売されています。しかし日本に肉製品を持ち込むことができないため、お土産にすることはできません。滞在中の食事用に購入すると良いでしょう。
遊園地
観光地となっている大都市には、大規模なクリスマスマーケットがあります。そうしたマーケットには遊園地が併設しているところが多いのです。小規模のものもありますが、場所によって仮設と思えないようなものを設置しているところもあります。そのためクリスマスマーケットでは様々なアトラクションを楽しむことができるのです。

ベルリンであれば、赤の市庁舎のクリスマスマーケットがお勧めです。設置されるのは50メートルの高さの大観覧車です。建物であれば、15階建てに相当する高さとなります。そんな観覧車からはベルリンの市街地の眺めを楽しめるのです。50メートルの高さの観覧車はドイツでも珍しいですが、小さな観覧車は多くのクリスマスマーケットにあります。そのためクリスマスマーケットでの観覧車は多くの街でできるでしょう。

クリスマスマーケットにある遊園地の定番に挙げたいのはメリーゴーランドです。それであれば子供も大人も楽しむことができます。クリスマスマーケットでは子供がメリーゴーランドで遊ぶ様子を大人が見守ったり、その様子を写真やビデオで撮影する姿を良く見かけます。家族でクリスマスマーケットを訪れるなら、メリーゴーランドがあるところが特にお勧めです。

ベルリンには遊園地をメインした特別なクリスマスマーケットも開催されています。そこには、観覧車、メリーゴーランドだけでなく、ゴーカートや、ジェットコースターもあり、期間限定であることを除けば、一般的な遊園地と何ら変わりません。電飾が派手であるため、いかにも海外の遊園地という雰囲気を出しています。入場料は無料で、クリスマスマーケットの屋台もでています。遊園地を楽しみたいのであれば、こちらもお勧めです。
ライトアップ
ドイツの冬は寒いだけでなく、とても暗いです。12月は晴れの日が少ないだけでなく、日没が早く、ドイツで最も暗い季節と言えるでしょう。そんな季節を楽しむためにあるのが、クリスマスマーケットです。そのため多くは明るくライトアップされたり、イルミネーションで華やかな雰囲気を演出しているのです。

歴史的な建物などの前で開催されるクリスマスマーケットでは、会場だけでなくその建物もライトアップされます。例えば、ベルリンのシャルロッテンブルク宮殿では、宮殿の建物のプロジェクトマッピングが行われます。そのため美しい宮殿の雰囲気を夜に楽しむことができるのです。また宮殿を背景にして開催されるクリスマスマーケットの雰囲気を盛り上げてくれるのです。
ウィンタースポーツ
クリスマスマーケットは食べたりショッピングを楽しむ場所と考えている人も多いでしょう。ですが、ウィンタースポーツを楽しむ場所にもなっているのです。ドイツの冬はとても寒いのですが、寒くても楽しめるウィンタースポーツはドイツで特に人気があります。そうしたスポーツをクリスマスマーケットでも楽しむことができるのです。

クリスマスマーケットでの定番はアイススケートです。規模が大きいクリスマスマーケットでは会場の中心部などに仮設のスケートリンクが設けられて、スケートを楽しむことができるのです。こうした場所ではスケート靴のレンタルも行っており、気軽にアイススケートを楽しむことができるでしょう。スケートリンクは美しくライトアップされており、そうした場でスケートはクリスマスマーケットの素晴らしい思い出になるはずです。

ベルリンのポツダム広場のクリスマスマーケットでは、仮設のゲレンデが設置され、その上をゴムチューブに滑りおりるアトラクションを楽しむことができます。スポーツほど体を動かす必要はありませんが、滑り降りるスピードや迫力を楽しめるため、遊園地のアトラクションに飽きてしまった人にはお勧めです。
サンタクロース
規模の大きいクリスマスマーケットで、なんとマーケットの上空にサンタクロースが登場するイベントを開催するところもあります。サンタクロースが登場するのは定時で決められており、時間がくると、会場上空に伸ばされたケーブルの上をサンタクロースがソリに乗って登場するので、こうしたサンタクロースの登場は、クリスマスマーケットらしい素敵な演出で、本場のクリスマスマーケットを訪問した良い思い出となると思います。











