カリーブルストという食べ物をご存知でしょうか。カリーブルストとは、ドイツで人気のあるソーセージを使った料理です。ドイツ料理と言えば様々なものがありますが、その中でも特に有名なものかもしれません。
ですが、意外に日本で馴染みがなく、日本で見かけることは少ないでしょう。そして、知らない人もいるかもしれません。そこで、こちらの記事ではカリーブルストの種類や特徴、そしてベルリンでお勧めのカリーブルストを食べられる店を紹介します。
カリーブルストとは
ブルストとはドイツ語でソーセージのことです。その名前の通りカリーブルストとはカレーを関連したものです。焼いたソーセージにカレーパウダーをかけたもので、味はドイツ料理らしく、シンプルでスパイスが効いた焼いたソーセージです。
一般的にはフライドポテトと一緒に食べられることが多く、セットなっている場合が多いです。軽食と思われがちですが、実際には量があり、食事代わりに食べても大丈夫でしょう。
カリーブルストの種類、皮付きソーセージと皮無しソーセージ
カリーブルストは2種類あります。カリーブルストで有名なお店であれば、どちらにするか聞かれるでしょう。それは皮付きソーセージか、皮無しソーセージです。味は大きく変わりませんが、皮付きソーセージであれば、皮のプチっとした食感を楽しめます。
皮無しソーセージでは食感よりも、味に集中できるかもしれません。ちなみに皮付きの場合は「ミット ダーム / mit Darm」、皮無しの場合は「オーネ ダーム / ohne Darm」で注文することができます。
インビスで食べられるカリーブルスト
カリーブルストはドイツでは手早く簡単に食べられる軽食として知られています。そのため、インビス(Imbiss)と呼ばれるスタンドで販売されています。注文すると1、2分で用意してくれるでしょう。ですので忙しい時にサクッと食べることもできます。
ただレストランでカリーブルストを食べるのであれば、気を付けた方が良いでしょう。なぜなら観光地向けのレストランではメニューにありますが、普通のドイツ料理のレストランで扱っているところは少ないからです。そのためレストランで食べようとすると、見つけられないかもしれません。
お勧めのベルリンのカリーブルストの店「Curry 36」
ベルリンでカリーブルストと言えば「Curry 36」でしょう。Curry 36は複数のお店がありますが、簡単に訪れられるのはベルリン動物園駅の横にあるお店でしょう。ターミナル駅の横にあり、気軽に訪れることができます。場所がら常に混んでいますが、回転は早いので、それほど待つことはないでしょう。
人気店ともあって、ここでは美味しいカリーヴルストを食べることができます。特に回転も早いこともあって作り置きのものに当たることはないでしょう。そのため作り立ての美味しいものが食べられるのです。
Curry 36 (ベルリン動物園駅)
住所: Hardenbergplatz 9, 10623 Berlin
営業時間: 08:00 〜 05:00
Web-Site: https://curry36.de/de/
(2024年5月確認)
ベルリンのお勧めの店「コプノケ」
ベルリンでCurry 36と双璧をなすのがコプノケです。1930年代にオープンした老舗のお店で、東ベルリン側で最も有名なカリーブルストを出すインビスです。こちらのお店の特徴は皮無しソーセージのカリーブルストです。
皮無しソーセージのものと言えば、コプノケを思い浮かべる人がいるほど、定番となっています。街の中心部から近いため気軽に訪れることができます。Curry 36とコプノケのハシゴで、それぞれの食べ比べもしても面白いかもしれません。
コプノケ / Konnopke’s Imbiss
住所: Schönhauser Allee 44b, 10435 Berlin
営業時間: 11:00 〜 18:00 (火〜金)、12:00 〜 19:00 (土)
休業日: 月曜、日曜、祝日
Web-Site: https://www.konnopke-imbiss.de/de
(2024年5月確認)