ベルリンの壁
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ベルリンで冷戦を感じられる場所3選 / 東西対立の歴史を巡る

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ベルリンはベルリンの壁が築かれて1つの街が2つに分断されていました。その理由は第二次世界大戦後に、資本主義である西側の陣営と、共産主義である東側の陣営が対立したためです。

こうした西側と東側の対立は冷戦と呼ばれており、東西に分断されていたベルリンには、ベルリンの壁のような冷戦の跡が多く残されているのです。今回紹介したいのは、そうした冷戦を強く感じられる場所です。歴史に興味がある人は、ぜひベルリン訪問の際に訪れてみてください。

ベルリンのご希望の場所をご案内します

ベルリンの個人ガイド

本来の壁の姿を見れるベルリンの壁博物館

ベルリンの壁

ベルリンで冷戦を象徴するものと言えば、ベルリンの壁です。ベルリンは旧東ドイツに位置していました。ベルリンの西側は周囲を東側に囲まれた飛び地になっていたのです。

そんな西ベルリンは東ドイツから西ドイツに逃れる人々の逃亡先となっていました。そのため東ドイツ政府が人々の逃亡を妨げるためにベルリンの壁を築いたのです。それはおよそ150キロにも及び、ベルリンの西側を囲む形となっていたのです。

ベルリンの壁博物館

そんなベルリンの壁で訪れてほしいのがベルリンの壁博物館です。敷地は元々壁が築かれていた場所で、壁は取り除かれることなく、そのまま残されているのです。ベルリンには壁を残している場所がいくつかありますが、壁のみを残している場所がほとんどです。

その一方でベルリンの壁博物館では壁に近付けないようにするための第2の壁も残しており、本来の壁と第2の壁の間に作られた無人地帯も、そのままの形で残っています。このように本来のベルリンの壁の姿を見ることができる重要な場所となっているのです。

ベルリンの壁博物館

ベルリンの壁博物館/ベルリンの壁記念館(Gedenkstätte Berliner Mauer)

アドレス:Bernauer Str. 111, 13355 Berlin

入場料:無料

開館時間:8:00 〜 22:00 (屋内展示及び展望台:10:00〜18:00/月曜休館)

Web-Site: ベルリンの壁博物館

最寄駅:地下鉄8番線(U8)「Bernauer Str.」駅、もしくはSバーン「Nordbahnhof(ベルリン北)」駅

(2025年1月確認)

ベルリンの壁博物館については、こちらの記事で紹介しています。

ベルリンの壁博物館の様子はこちらの動画で雰囲気がわかると思います。

東側の通信を傍受していたトイフェルスベルク

ベルリンは旧東ドイツ内にあったために、西側にとって重要な場所となっていました。なぜなら、東ドイツやソ連の通信を傍受することができる場所だったからです。そんな施設が今でも残されており、冷戦の記憶やベルリンの新しい文化を感じられる場所となっています。

それはベルリン西部郊外にあるトイフェルスベルクです。丘陵地帯に通信傍受施設の廃墟があり、多くのストリートアートが描かれた展示スペースとなっているのです。

そもそもトイフェルスベルクは、第二次世界大戦で破壊された街の瓦礫の廃棄処分地でした。そのため小高い人工の丘だったのです。そんな丘をアメリカ軍とイギリス軍の諜報部隊が利用し始めたのは1971年のことでした。以降、冷戦終結後の1991年まで、東側の通信を傍受するために利用されていたのです。

その後利用されることなく廃墟となりましたが、ベルリンの歴史を物語る伝説的な場所として知られるようになります。そして今では廃墟に多くのストリートアートが描かれ、それを楽しめる展示施設となっています。それだけでなく冷戦期の資料を展示するなど、冷戦中の出来事を感じることができるでしょう。

トイフェルスベルク / Teufelsberg

アドレス: Teufelsseechaussee 10 D, 14193 Berlin

入場料 : 12ユーロ

開館時間:11:00 〜 21:30 (季節により変更 / 展示施設は18時まで)

最寄駅 : Sバーン「S-Bahnhof Heerstraße 」駅から徒歩30分

Web-site: トイフェルスベルク

トイフェルスベルクについては、こちらの記事で紹介しています

封鎖されたベルリンに物資を運んだテンペルホーフ空港

テンペルホフ空港跡地

ドイツは第二次世界大戦後に、ドイツの国土が東西に、そして首都ベルリンも東西に分割されました。ベルリンは旧東ドイツに位置しており、西ベルリンは東ドイツに囲まれた陸の孤島となっていたのです。そうした状況下で、東西の対立がもたらしたのは西ベルリンの封鎖でした。

ソ連は1948年6月に、鉄道、道路、運河を利用した西ベルリンへの物資の輸送を止めて、「ベルリン封鎖」と呼ばれる事件を起こしたのです。そのため、アメリカ、イギリス、フランスの3カ国は、空輸による物資の輸送を行いました。その際に使われたのが、テンペルホーフ空港だったのです。

ベルリンの穴場観光スポット「テンペルホフ空港跡地」

「ベルリン封鎖」に対応して行われたのが「ベルリン大空輸」と呼ばれる物資の大規模な輸送です。その中心としてテンペルホーフ空港は利用されていたのです。最終的に封鎖は1949年5月に解除されますが、1日1500機の輸送機が西ベルリンへの物資の輸送を担っていました。テンペルホーフ空港は封鎖が解除された後はベルリンの空の出入り口となり、2008年まで利用されています。

現在では空港の滑走路は公園として開放され、ランニングやサイクリングなど市民に愛される場所となっています。また空港の建物もそのまま残されており、イベントなどの際に利用されており、現在も訪問することができるのです。

テンペルホーファー・フェルト/Tempelhofer Feld

アドレス: Tempelhofer Damm, 12101 Berlin

最寄駅 : Sバーン「Tempelhof 」駅、地下鉄U6「Tempelhof 」駅、「Paradestraße」駅、地下鉄U8「Leinestraße」駅、「Boddinstraße」駅

入場料 : 無料

開園時間 :7:30 – 17:00(1、12月)、7:00 – 18:00 (2、11月)、7:00 – 19:00(10月)、6:00 – 19:00(3月)、6:00 – 20:30(4月)、6:00 – 21:30(5月1日〜15日、9月)、6:00 – 22:00(5月16日〜31日)、6:00 – 22:30(8月)、6:00 – 23:00(6月、7月)

Web-Site : テンペルホーファー・フェルト

テンペルホーフ空港の様子は、こちらの動画で雰囲気を感じられると思います。

ベルリン便りではベルリンの壁や壁跡地をご案内します

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