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ハンブルクの公共交通機関の使い方を解説!(2026年版)

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ハンブルクはドイツ北部を代表する街で、ベルリンに次ぐドイツ第二位の人口を抱える街です。そんなハンブルクには素晴らしい美術館や博物館があり、多くの観光客が訪れる街としても知られています。

そんな街で観光を楽しむために、日本から訪れる人も少なくないでしょう。ハンブルクを訪れる際に利用することになるのが公共交通機関です。しかしドイツの公共交通機関は日本のものとは料金体系や使い方などが異なるため戸惑う人がいるかもしれません。

そこで、こちらの記事ではハンブルクの公共交通機関の使い方や、料金体系、そして乗車券の種類などを解説します。

ハンブルクの公共交通機関の利用法を理解して、ハンブルク観光にぜひ活用してください。

ハンブルクの公共交通機関の種類

  • ハンブルクと周辺市町村の公共交通機関は1枚の乗車券で利用可能
  • HVVに所属している他社の交通機関も利用可能
  • 利用できるのは当該エリアのSバーン、地下鉄、バス、地域鉄道/ドイツ鉄道、フェリー、その他の鉄道など

ハンブルクにはHamburger Verkehrsverbund(ハンブルク交通連合)、略してHVVがあります。これには他の市町村の公共交通機関や、ハンブルクの地下鉄、そして渡し船を運営する会社などが所属しています。

その他にもHVVには、その営業地域を走るドイツ鉄道(高速鉄道を除く)、Sバーン、その他の鉄道会社AKN Eisenbahnなども所属しています。

そのためHVVの営業エリアであれば、AKN Eisenbahnであっても、エルベ川の渡し船となっているフェリーであっても、それらを1枚の乗車券で利用できるのです。

そんなHVVの交通機関は下記のものになります。

都市近郊鉄道と呼ばれるもので鉄道で、ハンブルクと周辺都市を結んでいます。駅間の距離が長く、短時間で長距離を移動することができます。

地下を走る路線もありますが、地上も走っています。路線は4路線あり、多くは市内を走っています。一部の路線は隣接する都市とハンブルクを繋いでおり、隣街に移動もできます。

ハンブルク市内にはバス路線が広がっています。Sバーンや地下鉄で移動できない場所にも移動できます。

エルベ川を渡る渡し船としてフェリーが運行しています。

ハンブルクから周辺の都市に移動する際など、遠距離の移動に使うのが地域鉄道です。ドイツ鉄道が運営するするRE(Regional-Express)や、RB(Regionalbahn)を利用できます。またAKN Eisenbahnなどの鉄道も一部の都市間を結んでおり、それを利用できます。

料金体系について

  • ハンブルク市内の移動の主な乗車券は3種類
  • 短距離利用の「Kurzstrecke 」 / 2.1ユーロ
  • 近距離利用の「Nahbereich」/ 3.5ユーロ
  • 一般的な利用の「HamburgAB」/ 4.1ユーロ
  • 公共交通機関の乗り換えは料金に影響を与えない

地下鉄で数駅、Sバーンで1駅のようなごく短い距離の移動はKurzstreckeと呼ばれる乗車券を利用できます。

近距離の移動の場合にはNahbereichの乗車券を利用できます。

市内の大部分の移動はHamburgABの乗車券を利用できます(ハンブルク空港とハンブルク中央駅を移動するなら「HamburgAB」の乗車券となります)。

どの乗車券を利用すべきかわからない場合には、HVVのホームページで出発駅と到着駅を入力すると、利用すべき乗車券がわかります。

  • 利用するゾーンの数で料金は決定
  • AからFの6つのゾーン
  • 公共交通機関の乗り換えは料金に影響を与えない

ドイツと日本の公共交通機関で異なるのが料金体系がゾーン(エリア)で計算されることです。ゾーンによる計算方法は便利ですが、慣れないと理解しにくいでしょう。

ゾーンに基づいた料金

ゾーンは基本的に市町村で構成されています。ただしハンブルクのように大きな街は2つのゾーンがあります。短距離の移動を除いて、乗車券の価格は利用するゾーンの数で計算されることになります。

ハンブルクには市内と郊外の2つのゾーンがあります。ハンブルクを移動する場合には、1〜2つのゾーンを理由することになります。そのため乗車券は「1-2 Ringe」(1から2つのゾーン利用)の4.1ユーロの乗車券を購入することになります。

他の市町村へと移動する場合には多くのゾーンを通過します。乗車券の価格は通過するゾーンの数で計算されるため、移動先の市町村が遠い場合にはゾーンの数が増えて料金が高くなります。

ゾーンを利用した料金カテゴリーは5つあり、それに従って切符を購入することになります。

例えば、ハンブルク中央駅から市内にある場所に向かうとしましょう。その際に利用するのは、Sバーン、地下鉄、バスで乗り換えしながら向かうことになります。

この場合は目的地は市内でABゾーンにあるため、HamburgABの乗車券を購入すれば良いのです。重要なのは利用する交通手段でなく、利用するゾーンとその数で、それに従って切符を購入することになります。

ハンブルクの公共交通機関の路線図

ハンブルクのSバーンと地下鉄の路線図(PDF)

ハンブルク及び近郊エリアのゾーンマップ(PDF)

ハンブルク空港から市内へ移動する場合

ハンブルク中央駅はAゾーンに位置しています。ハンブルク空港はBゾーンに位置しています。そのため中央駅など市内中心部へと向かう場合には、「HamburgAB」の乗車券を購入してください。なお乗車券は3.9ユーロとなります。

ハンブルク空港については、こちらの記事で紹介しています。

切符の種類と価格

ハンブルクや周辺地域(HVVの営業地域)で公共交通機関を利用する場合、下記の乗車券を利用できます。滞在期間や利用回数次第では特定の乗車券がお得になるかもしれません。利用回数や利用期間を考えて乗車券を選んでください。

なおアプリやオンラインショップで購入すると、割引価格で購入できます。こちらで表示されているのは通常の価格です。

HVVの乗車券の説明

数駅の移動はKurzstreckeで、近距離の移動はNahbereichの乗車券を利用できます。ただし、こちらの乗車券はハンブルクABゾーン内でのみ利用可能です。

注:短距離と近距離、そして通常の乗車券のどれを購入して良いかわからない場合、HVVのホームページで出発駅と到着駅を入力すると、購入すべき乗車券がわかります。

種類価格
Kurzstrecke2.1ユーロ
Nahbereich3.5ユーロ
2026年1月確認

利用する(通過する)ゾーンの数に従って乗車券を選択します。途中下車は可能で異なる交通機関へ乗り換えも可能です。ただし片道のみ利用可能で復路で利用することができません。なお各乗車券には利用制限時間があります。

Sバーン、地下鉄、バス、フェリー(HADAG)、地域鉄道/ドイツ鉄道、その他の鉄道(AKN Eisenbahn)で利用可能です。

注1:6歳未満の子供は無料です。

利用するゾーンの数(表記)一般価格子供料金(6-14歳)
1〜2 (1-2 Ringe、HamuburgAB4.1 ユーロ1.5 ユーロ
3(3 Ringe)7.0 ユーロ
4(4 Ringe)8.9 ユーロ
5(5 Ringe)10.8 ユーロ3 ユーロ
6(Ringe A-F)12.6 ユーロ4.5 ユーロ
2026年1月確認

1日乗車券を購入すると、利用エリアの公共交通機関が乗り放題になります。翌日の06時まで利用可能です。

Sバーン、地下鉄、バス、フェリー(HADAG)、地域鉄道/ドイツ鉄道、その他の鉄道(AKN Eisenbahn)で利用可能です。

注1:6歳未満の子供は無料です。

注2:一般価格の1日乗車券は大人1人と3人までの6歳〜14歳の子供が同時に利用できます。

利用するゾーンの数(表記)一般価格子供料金(6-14歳)
1〜2 (1-2 Ringe、HamuburgAB8.2 ユーロ3.0 ユーロ
3(3 Ringe)14.0 ユーロ
4(4 Ringe)17.8 ユーロ
5(5 Ringe)21.6 ユーロ6.0 ユーロ
6(Ringe A-F)25.2 ユーロ9.0 ユーロ
2026年1月確認

グループ乗車券では、5人までの利用者が1日乗車券として利用することができます。

Sバーン、地下鉄、バス、フェリー(HADAG)、地域鉄道/ドイツ鉄道、その他の鉄道(AKN Eisenbahn)で利用可能です。

利用するゾーンの数(表記)価格
1〜2 (1-2 Ringe、HamuburgAB16.4 ユーロ
3(3 Ringe)28.0 ユーロ
4(4 Ringe)33.0 ユーロ
5(5 Ringe)34.0 ユーロ
6(Ringe A-F)35.0 ユーロ
2026年1月確認

バス、地下鉄、Sバーンの乗り方

バスの乗り方

乗車券の購入

運転手から乗車券を購入できますが、あらかじめアプリで乗車券を購入することを強くお勧めします。

乗車

ドイツでは乗車する際に乗車券を購入する、もしくは乗車券を提示します。そのため運転手側のドアから乗車することになります。

出入り口のドア付近に立たないことをお勧めします。ドアのセンサーが反応して閉じないことがあります。(一般的に黄色い線で立ってはいけないエリアが表示されています)

降車

降車の際は車内にある停車ボタンを押して、降車してください。一般的には車内にモニターがあり、次の停留所が表示されます。そこで停車ボタンを押して降車します。降車の際には運転手側でなく、他のドアから降車してください(乗車する人とぶつかってしまうからです)

打刻

バス車内(一般的に運転席の後方付近)には打刻機があるので、打刻していない場合は、車内で打刻することができます。

Sバーン/地下鉄の乗り方

改札

改札口はありません。その代わり乗車券に打刻する必要があります(打刻は乗車券を最初に利用するときのみ)

券売機

駅構内に設置されています。故障が多いためアプリでの購入をお勧めします。なお車内に券売機はありません。

打刻

打刻機が駅構内に設置されています。

ドアの開閉

出入り口のドア上にドアの開閉ボタンがあります。それを押してドアを開けます。ドアのボタンを押さないとドアが開かないので、気をつけてください。

気を付けなくてはいけないこと / 乗車券に打刻が必要

ドイツの鉄道(Sバーン、地下鉄、地域鉄道)には改札口がありません。そのため乗車券を利用する際に打刻機で利用を始める駅名や利用開始時刻を入れる必要があります(アプリなどデジタルの場合は必要ありません)。

打刻用の機械は一般的に券売機の近くに設置されています。一般的にバスやシュトラーセバーンでも車内に打刻用の機械が備え付けられています。そのため車内で打刻できます。

なおアプリの場合や一部のチケットでは発券の段階で打刻されているものもあります。

乗車券を購入していても、打刻していない場合には無賃乗車とみなされます。打刻がない場合、乗車した駅や乗車した時刻が記録されず、正しい乗車券を利用しているかどうか判断できないからです。

もちろん乗車券を持たない場合も不正乗車となります。

不正乗車の場合には、60ユーロ(2025年3月現在)の罰金を支払う必要があります。そのため、乗車券の打刻忘や、乗車券の紛失に気をつけてください。

ドイツのニュースメディアでのHVVの罰金についての記事

アプリで気軽に公共交通機関を活用

ドイツで公共交通機関を使う際に困るのは券売機が見つからないことや、券売機の故障です。それによって列車などに乗り遅れることもあるでしょう。そこでお勧めしたいのはHVVのアプリの活用です。

それを使えば、出発地から目的地の移動方法や乗車券の種類を確認でき、そのまま購入することができます。

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ハンブルクのお勧めの観光スポットについては、こちらの記事で紹介しています。

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