ベルリンでは数多くの蚤の市が開催されます。いずれの蚤の市も個性があり、アンティークアイテムを中心に販売するところもあれば、クリエーターが自分で作成した作品を販売しているところもあります。
今回紹介したいのは、アンティークアイテムを販売する蚤の市と、そのすぐ近くで開催される絵画や工芸品を販売する蚤の市です。
二つの異なる蚤の市ですが、会場が近いため簡単に合わせて訪れることができます。そのため一緒に異なるタイプの蚤の市を楽しむことができるのです。
アンティークアイテムの蚤の市
今回紹介するアンティークアイテムの店が集まる蚤の市は、博物館島の横で開催されるものです。博物館島は世界遺産に登録されているベルリンでは必見の観光スポットです。
それは博物館や美術館が川に挟まれた場所にありますが、その川岸で蚤の市が開催されるのです。博物館島には地下鉄の駅が新たにオープンしており、交通アクセスが抜群に良いです。
また街中心部の観光スポットの近くにあるため、ベルリン観光に合わせて訪れることができるでしょう。
博物館島の蚤の市
博物館島の蚤の市に10数店の店が出店しています。多数のお店があるわけでなく規模も小規模なものとなっています。文化施設の近くで開催されていることもあって、多くのお店で取り扱うのは文化的なものです。
扱われているのは、古書、レコード、絵はがき、コインがなどが特に目につきます。もちろん、古い磁器や金属製の食器を扱うところもあり、数は少ないですが、古い器や道具なども購入できるでしょう。
いずれにせよ博物館島のお土産を探すついでにアンティークアイテム探しを楽しめると思います。
美術作品の蚤の市
博物館の蚤の市から川に沿って博物館島の地下鉄駅に向かうと見てくるのが、ドイツ歴史博物館の横に広がる蚤の市です。博物館島の蚤の市からは数百メートルほど離れているだけで、歩いて数分ほどのところにあります。
こちらも10数店のお店が連なる小規模の蚤の市です。販売されているものは絵画、アクセサリー、そして工芸品などです。アートマーケットと名付けられており、アンティークアイテムを扱うお店はありません。
ドイツ歴史博物館の蚤の市
販売されているのは美術作品、絵画、イラストなどが中心になっています。安いものではオリジナルの作品を大きく印刷したポスターが販売されていました。その他にも直筆と思われる風景画を販売しているお店もあります。
絵画や工芸品だと、旅行者にとっては持ち帰るのは簡単でないため、購入を悩む人もいるでしょう。そんな人にお勧めなのがアクセサリーです。手作りの指輪やネックレスなどを販売している店もおり、商品の大きさを気にすることなく買うことができると思います。
駅近、観光スポット近くの手軽の楽しめる蚤の市
ベルリンには多くの蚤の市がありますが、どこを訪れてよいか迷う人いるでしょう。もしアンティークアイテムだけでなく、アート作品や工芸品も見てみたいのであれば、博物館島とドイツ歴史博物館の蚤の市がお勧めです。
この二つを訪れれば、アンティークアイテムだけでなく、アート作品や工芸品もチェックするすることができます。
またベルリン屈指の観光スポット近くにあり、交通アクセスも抜群です。市内中心部にあるため気軽に訪れることができるでしょう。このようにベルリンで蚤の市を手軽に楽しみたい人にはうってつけの場所なので、ぜひ訪れてみてください。
博物館島の蚤の市 / Antik- und Buchmarkt am Bode-Museum
アドレス: Am Kupfergraben 1, 10117 Berlin
開催時間 : 10〜17時 / 毎週土曜、日曜、祝日
入場料 : 無料
ホームページ : 博物館島の蚤の市
(2024年12月確認)
ドイツ歴史博物館の蚤の市 / Berliner Kunstmarkt an der Museumsinsel
アドレス: Am Zeughaus 1-2, 10117 Berlin
開催時間 : 11〜17時 / 毎週土曜、日曜
入場料 : 無料
ホームページ :ドイツ歴史博物館の蚤の市
(2024年12月確認)
ベルリンのお勧めの蚤の市については、こちらの記事で紹介しています。
博物館島については、こちらの記事で紹介しています。
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