ドイツの首都ベルリンでは毎年冬になると、数多くのクリスマスマーケットが開催されます。ですが、多くのマーケットでは食べ物やお土産などを売る屋台が並ぶだけで、他と異なる特別なものがあるわけではありません。
そのためクリスマスマーケットをいくつか訪れると、場合によっては飽きてしまう人もいるでしょう。そこでお勧めしたいのは、他にはない個性あるマーケットを訪れることです。こちらの記事では、個性的なランズベルガーアレーのクリスマスマーケットを紹介したいと思います。
ベルリンの旧東側にあるクリスマスマーケット
クリスマスマーケットの会場が位置するのはベルリン中心部から少し離れたリヒテンベルク区です。中心部から離れた場所にある理由は広い敷地が必要になるためです。会場を訪れるには、中心部からトラムを使えば、40分ほどで訪れることができるでしょう。
周辺エリアは旧東側であるため、東ドイツの秘密警察の収容施設であったホーエンシェーンハウゼン記念館や、秘密警察の本部で関連資料を展示するシュタージ博物館があります。そのため、それらの施設と合わせて訪れると良いかもしれません。
移動遊園地 +クリスマスマーケット
ランズベルガーアレーのクリスマスマーケットの特徴は、移動遊園地が中心となっていることです。ベルリンでは小型の遊園地が併設されたクリスマスマーケットは幾つかあります。
しかし、こちらのマーケットは併設されているのではなく、移動遊園地が中心となっていて、クリスマスマーケットが併設されている形なのです。そのためアトラクションはいずれも巨大で、マーケットの開催期間だけ利用できるものとは思えないでしょう。
ギラギラ輝くクリスマスマーケット
会場に並ぶのは様々なアトラクションです。いずれも一般のものと変わらないため、その大きさに驚かされるでしょう。そんな巨大なアトラクションには派手な電飾が施されていて、明るく光り輝いています。会場にある多くのアトラクションが電飾で飾られているため、会場全体がギラギラと光り輝いているような印象を感じました。
一般的なクリスマスマーケットにあるメルヘンな雰囲気は全くありません。ですが、いかにも海外の遊園地という雰囲気があるため、海外の映画のワンシーンのような体験をできると思います。
様々なアトラクションが楽しめる場所
会場に並ぶアトラクションの一つは巨大な観覧車です。ここからは会場全体を見下ろすだけでなく、ベルリンの街並みを高い視点から楽しむことができるでしょう。他にはスリルを楽しむことができるローラーコースターもあります。それ以外に目立っていたのは不規則な動きをしながら、振り子のように動くアトラクションです。
他にも、小さな車を運転できるゴーカート、そしてドイツ版お化け屋敷もありました。様々なアトラクションが揃っているため、実際に乗らなくても、その様子を見ているだけで楽しめるかもしれません。
アトラクションと共にクリスマスの雰囲気も楽しめる会場
遊園地のようにアトラクションが揃っていますが、もちろんクリスマスマーケットであるため、クリスマスの雰囲気を楽しむことができます。会場各所には屋台が軒を連ねていて、クリスマスにちなんだ食べ物や飲み物を販売しています。
様々なアトラクションを楽しんだら、クリスマスマーケットの雰囲気を楽しめる屋台で暖かいワイン(グリューワイン)を飲んだり、暖かいスープなどを食べたりするのも悪くないでしょう。
普通のクリスマスマーケットに飽きたら、訪れよう!
クリスマスマーケットを訪れると感じるのですが、同じような屋台が並ぶところが多く、強い個性を感じさせるものは珍しいでしょう。そうなると、他とは違うクリスマスマーケットに訪れたくなる人もいると思います。ランズベルガーアレーのクリスマスマーケットは、それに応えるものです。
メルヘンの要素はほとんどありませんが、移動遊園地の要素が強く、アトラクションを思う存分楽しめます。そのため遊園地のようなクリスマスマーケットなのです。一般的なマーケットに飽きたら、ぜひこちらのマーケットを訪れてみてください。きっといつまでも記憶に残る体験ができると思います。
ランズベルガーアレーのクリスマスマーケット / Lichtenberger Winterzeit
アドレス:Landsberger Allee 300, 13055 Berlin
会期:発表待ち
開園時間: 発表待ち
入場料:無料
Website : ランズベルガーアレーのクリスマスマーケット
お勧めのベルリンのクリスマスマーケットはこちらの記事で紹介しています。
お勧めのドイツのクリスマスマーケットはこちらの記事で紹介しています。