毎年冬になると、ドイツでは数多くのクリスマスマーケットが開催されます。首都ベルリンだけでも90近いマーケットが開かれます。ドイツ全土では数多くのマーケットがあり、中には世界各国から多くの人が訪れる有名なものもあります。
その一方、知名度が低いにも関わらず、人気のある魅力的なマーケットも少なくありません。今回紹介するエアフルトのマーケットもその一つです。歴史ある街では魅力的なクリスマスマーケットが開催され、素晴らしい体験ができるのです。今回は、そんなエアフルトのクリスマスマーケットを紹介したいと思います。
ドイツ中部の街エアフルトで開催されるクリスマスマーケット
エアフルトはドイツ中部にあるテューリンゲン州の州都です。周辺にはバウハウスで知られるヴァイマールやルターが活動していたアイゼナハなどの都市があります。国際空港のある大都市であれば、300キロ北にはベルリンが、400キロ南にはミュンヘンがあります。
エアフルトを訪れるのであれば、周辺の都市と合わせて旅行するのも良いでしょう。もしくはミュンヘンからベルリンといったようにドイツを縦断する際の中継地点として訪れると良いかもしれません。
中世の面影を残すエアフルトの街
クリスマスマーケットが開催されるエアフルトですが、ドイツの大都市としては珍しく第二次世界大戦で破壊されることはありませんでした。そのため多くの歴史的な建築が残されています。クリスマスマーケットを訪れるのであれば、合わせて中世の面影が残る街並みを楽しむのも良いでしょう。
このような街の中心部には丘があり、そこには長い歴史を持つエアフルトの大聖堂が聳えています。そんな歴史ある大聖堂を背景にして開催されているのが、エアフルトのクリスマスマーケットなのです。
様々な楽しみ方ができるエアフルトのクリスマスマーケット
クリスマスマーケットの規模は大きく、200を越える屋台が出店しています。そこではクリスマス飾りから工芸品まで様々なものが販売されています。食べ物や飲み物の屋台も多く揃っており、ここであれば、様々な食べ物を楽しめるでしょう。併設している遊園地も移動遊園地の規模を越えるものです。
会場に聳える巨大な観覧車からは眺望を楽しむことができます。マーケットのシンボルとなるのは高さ12メートルもある巨大なクリスマスピラミッドです。このようにエアフルトのマーケットには様々なものが揃っており、存分に楽しむことができると思います。
大聖堂から楽しめる美しいマーケットの眺め
クリスマスマーケットで様々なものを楽しめますが、ぜひ少し会場から離れて、そのマーケットを眺めてみましょう。広場の前に聳えるエアフルトの大聖堂を訪れれば、小高い丘の上から、歴史ある街並みとマーケットの素晴らしい眺めを楽しむことができます。
さらに時間があれば、少し離れたペータースブルグ要塞を訪れてみてください。そこからはミニチュアの模型のようになった中世の街並みと広場に軒を連ねるマーケットが見えます。そして圧倒的な風景に息をのむことになるでしょう。
ドイツでぜひ訪れたいエアフルトのクリスマスマーケット
ドイツでは数多くのクリスマスマーケットが開催されており、訪れる場所を悩んでしまうかもしれません。そのため大都市のものや、よく知られているものを訪れることになるでしょう。ですが、それ以外にもエアフルトのクリスマスマーケットのように素晴らしいマーケットがあるのです。
冬のドイツを訪れてるなら、ぜひエアフルトを訪れてみてください。そこでは歴史ある街並みと共に、魅力的なクリスマスマーケットを楽しむことができると思います。
エアフルトのクリスマスマーケット/ Erfurter Weihnachtsmarkt
会場: Dompl., 99084 Erfurt,
開催期間: 発表待ち
開園時間: 発表待ち
休園日:期間中無休
入場料: 無料
Web-site:https://weihnachtsmarkt.erfurt.de/wm/de/weihnachtsstadt/index.html
ドイツで開催されるお勧めのクリスマスマーケットについては、こちらの記事で紹介しています。
ドイツで開催される主なクリスマスマーケットのスケジュールやホームページを集めたページはこちらです。