6月17日通りの蚤の市
Home » ベルリン » ベルリンでお勧めの蚤の市5選!人気の場所を紹介します

ベルリンでお勧めの蚤の市5選!人気の場所を紹介します

更新日

/

,

ドイツの首都ベルリンを旅行するのであれば、どこを訪れるでしょうか。中には蚤の市を訪れる人もいるでしょう。ベルリンの市内各所で毎週のように開催されています。そしてアンティークアイテムや工芸品など様々なものが販売されているのです。

そんな蚤の市の訪問は、ベルリン旅行の思い出にもなり、記念のお土産を買うにも最適な場所となるでしょう。では、ベルリンでどのマーケットを訪れればよいでしょうか。そこで、こちらの記事では、お勧めのベルリンの蚤の市を5カ所紹介したいと思います。

お勧めのベルリンの蚤の市

ベルリンで人気の6月17日通りの蚤の市

特徴

  • 交通アクセスが良い(駅のすぐ横)
  • しっかりした商品が多い(ガラクタなどが売られていない)
  • 売られているものの種類が豊富

ベルリンで蚤の市を訪れるなら、まず最初にお勧めしたいのが、6月17日通りで開催されるものです。こちらのマーケットはベルリン中心部にあり、駅のすぐ横で開催されています。交通アクセスがとても良いため、気軽に訪れることができるでしょう。

ベルリンの蚤の市

こちらの蚤の市は1978年から始められたもので、ベルリンで最も古いマーケットの一つとして知られています。そんなマーケットでは、調度品、家具、絨毯など多くの種類のアンティークアイテムが売られています。

ベルリンの蚤の市

一般的な蚤の市では、ガラクタも販売しているところが多く、そこからお目当てのものを探すのは簡単ではありません。一方で、ここではガラクタなどは売られていません。短時間でお土産になりそうなものや、アンティークアイテムを買うなら、こちらのマーケットがお勧めです。

6月17日通りの蚤の市/ Trödel- und Kunstmarkt Straße des 17. Juni

アドレス: Str. des 17. Juni, 10623 Berlin

開催時間 : 10〜16時 / 毎週土曜、日曜 

入場料 : 無料

ホームページ : 6月17日通りの蚤の市

(2024年5月確認)

6月17日通りの蚤の市はこちらの記事でも紹介しています。

カジュアルに楽しむなら、マウアーパークの蚤の市

特徴

  • ベルリン中心部にある
  • ベルリンの壁記念館が近く、一緒に訪れられる
  • 規模が大きい
  • フードトラックも多く出店している

ベルリンでカジュアルに蚤の市を楽しみたいなら、マウアーパークで開催されるマーケットがお勧めです。会場が位置するのはベルリン中心部です。近くにはベルリンの壁を展示するベルリンの壁記念館があり、それに合わせて、こちらのマーケットを訪れることができるでしょう。

マウアーパークはかつて壁があった場所に生まれた広大な公園です。そのような場所で開催される蚤の市はベルリン最大規模のものです。会場にはアンティークアイテム、古着、レコード、家具といった様々なものが販売されています。箱の中に詰め込まれたガラクタも販売されており、ひょっとしたら高価なものを安く手に入れられるかもしれません。

会場には多くの食べ物の屋台もあり、お目当てのものを探すのに疲れたら、一休みすることもできます。会場周辺には多くのカフェもあるため、カフェでお茶をすることもできるでしょう。いずれにせよ、広大なマーケットを全て巡るのは大変なので、食事やお茶を楽しみながら、気軽に買い物を楽しめると思います。

マウアーパークの蚤の市/ Flohmarkt im Mauerpark

アドレス: Bernauer Straße 63 10435 Berlin

開催時間 : 10〜18時 / 毎週日曜 

入場料 : 無料

ホームページ : マウアーパークの蚤の市

(2024年12月確認)

マウアーパークの蚤の市については、こちらの記事で紹介しています。

お土産探しにぴったりの博物館島の蚤の市

特徴

  • 交通アクセスが良い
  • 市内中心部にある
  • 博物館島の横で開催

ベルリンにある世界遺産と言えば、博物館島です。それはシュプレー川に挟まれた中洲の島に5館の美術館や博物館が集まっている場所です。そんな博物館島でも蚤の市が開催されています。会場となっているのはボーデ博物館や新博物館の東側で、川に沿った通りにマーケットが集まっています。

博物館島の蚤の市の特徴は、古書、古絵葉書、切手、コイン、レコード、そして美術作品といったものが多く販売されていることです。またアーティストやデザイナーなどの作品や工芸品も販売されています。そのため文化的なものが多く扱われており、博物館島の雰囲気に合った蚤の市と言えるでしょう。

ベルリンの蚤の市

決して規模が大きいわけでないため、様々なものが売られているわけではありません。ですが、有名な観光スポットのすぐ横にあり、博物館島の記念になりそうなものが多く販売されています。そのため蚤の市を少し覗いてみたい人や、博物館島訪問の記念に何か買いたい人には、ぴったりの場所です。

博物館島の蚤の市 / Antik- und Buchmarkt am Bode-Museum

アドレス: Am Kupfergraben 1, 10117 Berlin

開催時間 : 10〜17時 / 毎週土曜、日曜、祝日 

入場料 : 無料

ホームページ : 博物館島の蚤の市

(2024年12月確認)

博物館島の蚤の市については、こちらの記事で紹介しています。

圧倒的な規模と品揃えを誇るカールスホーストの蚤の市

特徴

  • 圧倒的な規模
  • ありとあらゆるものが売られている
  • 売られているものの多くが質が高い(専門的にアンティークアイテムを扱っている人たちが多い)

ベルリン東部にはカールスホーストと呼ばれるエリアがあります。そこには競馬場があり、毎月レースが開催されています。そんな競馬場の敷地を使って開催されるのが、カールスホーストの蚤の市です。残念ながら市内中心部からは離れており、電車で訪れると30分ほどかかります。しかし、その充実した品揃えから、人気のある場所となっています。

カールスホーストのマーケットでは、毎年10月に非常に規模の大きい蚤の市が開催されます。そこには600以上ものお店が立ち並び、様々なものが販売されるのです。一般的に人気のあるアンティークアイテムだけでなく、古い楽器、古いおもちゃ、鉄道模型、鉱石、家具など様々なものが販売されるのです。その規模や売られているものの種類は圧巻です。

10月以外にもカールスホーストでは蚤の市が開催されるのですが、開催頻度は多くありません。基本的には冬を除き月に一回のペースで開催されています。また会場も中心部から離れており、気軽に訪れられない場所でしょう。ですが、規模や販売されるものの種類は圧巻なので、蚤の市が好きな人には訪れてほしい場所です。

カールスホーストの蚤の市 / Antikflohmarkt Trabrennbahn Berlin Karlshorst

アドレス: Treskowallee 159, 10318 Berlin

開催日程 : 2025年4月5日と6日、5月3日と4日、6月7〜9日、7月5日と6日、 8月2日と3日、9月13日と14日、10月3〜5日、11月1日と2日

入場料 : 無料

ホームページ : カールスホーストの蚤の市

(2024年12月確認)

カールスホーストの蚤の市については、こちらの記事で紹介しています。

フリーマーケットも兼ね備えたショーネベルク区役所の蚤の市

特徴

  • 規模が大きい
  • 様々なものが売られている(アンティークアイテム以外も売られている)
  • 雑多にものが売られており、掘り出し物がある可能性がある

ショーネベルクはベルリン南西部にある区です。そこには区役所があり、冷戦時代にアメリカのケネディ大統領がスピーチをしたことでも知られている場所です。そんな区役所前の広場では、毎週末に大規模な蚤の市が開催されています。

ショーネベルク区役所前の広場には70もの店が立ち並びます。販売されるものは様々で、アンティークアイテムだけでなく、多くの中古用品が販売されています。そのため比較的時代の新しいものから、家電の中古品などもあり、雑多なものが販売されている印象があります。フリーマーケットと蚤の市を組み合わせたような場所と言えるかもしれません。

蚤の市となると、アンティークなど価値の高そうなものに限られてしまうことが多いです。しかしフリーマーケットとなると、様々なものが販売されており、思わぬお宝を見つけることできるでしょう。ショーネベルク区役所の蚤の市は、そんな特別なものを探すにはぴったりの場所です。一般的なところでは見かけないようなものを探しているなら、こちらの場所を訪れてみてください。

ショーネベルク区役所の蚤の市 / Trödelmarkt am Rathaus Schöneberg

アドレス: John-F.-Kennedy-Platz 1, 10825 Berlin

開催時間 : 8〜16時 / 毎週土日 

入場料 : 無料

ホームページ : ショーネベルク区役所前の蚤の市

(2024年12月確認)

ベルリンでお勧めの観光スポットについては、こちらの記事でも紹介しています。

ドイツ便りではお客様の訪れたい場所にご案内します

ベルリンの個人ガイド

アルテ・ピナコテーク

ドイツ屈指の美術館アルテ・ピナコテーク

5月 13, 2023

南ドイツにある都市ミュンヘンは観光に最適な街です。街には歴史もあり、そ…

バウハウス大学ヴァイマール

建築ファンなら必見!バウハウス大学ヴァイマール

12月 19, 2024

こちらの記事では、バウハウスがヴァイマールで利用していた校舎、バウハウ…

ドイツで気を付けたい公共交通機関のストライキ、ドイツの駅

ドイツで現在予定されている主なストライキ

4月 17, 2025

ドイツは公共交通機関や空港などでストライキが頻繁に行われています。ドイ…

ベルリンの地下鉄

ベルリンの交通機関で3度目のストライキ(2025年2月20、21日)

2月 18, 2025

ベルリンでは2025年に入って既に2回も交通機関でストライキが行われて…

ドイツの空港

ルフトハンザ航空の子会社ディスカバー・エアラインズでストライキを予定(2024年2月17〜19日

2月 18, 2024

ドイツでは現在様々なストライキが行われています。特に旅行で訪れている観…



ページ内検索


タグ

お役立ち情報 ケルン デュッセルドルフ ドイツサッカー ベルリンの壁を自転車で辿る ベルリン観光 ライプツィヒ ヴァイマール 現代アート 蚤の市


最新の投稿

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転…

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転…

公園へと生まれ変わったベルリンの壁の無人地帯  「ベルリンの壁」を辿る道は、ベルリンの中心部にある住宅地へと入ってきました。この周辺では壁は撤去されており、壁にまつわるものはほとんど残されてはいません…

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転…

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転…

渡ることのできなかった橋  シュプレー川の川岸に残されている「ベルリンの壁」を辿っていくと橋が見えてきます。ここから東西の境界となるのは、橋を渡った対岸の場所となります。「シリングブリュッケ(Schi…

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転…

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転…

「東側」と「西側」を隔てた橋  「ベルリンの壁」を辿っていくと、シュプレー川を渡ることになります。川を渡る際に利用するのは、20世期初頭に架けられた橋「オーバーバウムブリュッケ(Oberba…

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転…

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転…

運河に沿ってシュプレー川へ  「ベルリンの壁」を辿るため運河に沿って進んでいくと、今までは違う街の姿が見えてきます。市内中心部であり、水辺のスペースであるため、多くの人が集まる場所となっています。この…

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転…

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転…

ベルリンの壁の跡が印された道を走る  「ベルリンの壁」を辿るルートは、ベルリン市内に入ってから北上を続けてきました。市内東部のプレンターヴァルト(Plänterwald)から街の中心部へと向かうことに…