ドイツ鉄道のミュンヘン駅
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ドイツ旅行で絶対に気を付けたいこと10選

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ドイツと言えば、何を思い浮かべるでしょうか。オクトーバーフェストやクリスマスマーケットなどをイメージする人も多いでしょう。そんな世界的に人気のあるイベントがあるため、ドイツは日本からの人気の旅行先にもなっています。ですがドイツを旅行すると、日本との違いで驚かされることもあるでしょう。

そんな違いは、驚く程度で済めば良いのですが、トラブルとなって楽しいはずの旅行が苦い思い出となってしまうこともあるかもしれません。そこで、こちらの記事では、ドイツ旅行の際に問題になりそうなポイントを取り上げて解説しています。事前に問題になりかねないポイントを押さえておいて、楽しいドイツ旅行にしましょう。

鉄道の遅延

ドイツを旅行するのであれば、日本のJRにあたるドイツ鉄道を使う人も多いでしょう。ドイツ鉄道はドイツ全土に路線を持っているため、都市から都市へ簡単に移動することができます。ただし日本のように時刻通りに移動できるわけではありません。ドイツ鉄道では遅延についてデータを公表していますが、日本の新幹線や特急にあたるICEやICで15分以内に到着する割合は68パーセントとなっています。それは32パーセントの列車が15分以上の遅延を起こすことを意味します。つまり3本に1本の列車は15分以上遅れているのです。

このようなデータを見る限り、ドイツ鉄道の運行を信頼することができません。そのため、ドイツ鉄道を使ってドイツ国内の移動を考えているのであれば、遅延することを前提としたスケジュールを組むことをお勧めします。また帰国する当日にドイツ鉄道で長距離の移動をすることは全くお勧めできません。できる限り、空港のある都市には出発日の前日に到着するようにしておきましょう。いずれにせよ、遅延を想定して、スケジュールを詰め込みすぎないようにしておくと良いでしょう。

ドイツ鉄道の遅延については、こちらの記事で紹介しています。

ドイツの駅

サマータイム

ドイツにあって日本にないものは色々あるのですが、特に旅行に影響を与えるのはサマータイムかもしれません。サマータイムは、ヨーロッパ諸国などで取り入れられており、夏の間に時計の針を1時間進めるものです。これによって夏の長い日照時間を有効活用することができるのです。なおドイツを含めヨーロッパのほとんどの国では、毎年3月末にサマータイムが始まり、10月末に終わるようになっています。

そんなサマータイムですが、厄介なのは時計の針が進んだり、戻ったりすることです。旅行中にサマータイムが始まると、時計の針が1時間進むために、朝8時のつもりが既に9時になっていることになります。もし飛行機や電車のチケットを予約している場合、こうした時間の変化は特に気を付けなくてはいけません。ですので旅行中にサマータイムが始まりや終わりがあるか、確認して旅行のスケジュールを立てるようにしましょう。

こちらの記事ではサマータイムについて解説しています。

冬の寒さ

ドイツの冬はとても厳しいです。ドイツは地理的に北に位置しており、日本で言えば北海道よりも北にあります。そのため冬はかなり冷え込むことになるのです。例えば、ドイツに北部に位置しているベルリンは、1月の平均最高気温が3度、2月の平均最高気温が5度になっています。しかし冬の時期には夜間の気温が基本的に0度以下となり、−20度近くまで冷え込むこともあります。そして巨大な湖でも完全に凍結してしまうこともあるのです。

このような冬の寒さは旅行に大きな影響をもたらします。例えば、電車の乗り換えです。利用する列車を待たなくてはいけないこともあるでしょう、夏であれば問題ありませんが、冬には大きな問題となります。長時間にわたって屋外にいると、しっかりとした格好でなければ、体調を崩すことになるのです。また市内の移動に使うバスも問題になります。なぜなら遅延や運休が頻繁に発生するため、長時間待たされる可能性があるのです。いずれにせよ冬期の寒さを考えて、旅行の際の格好や移動方法をしっかり考えておきましょう。

冬にドイツを旅行するのであれば、気を付けたいポイントがあります。こちらの記事では、そんなポイントについて解説しています。

雪の積もったベルリンの風景

公衆トイレの少なさ

ドイツには日本のように気軽に使える公衆トイレが非常に少ないです。例えば、公園には一般的に公衆トイレがありません。あっても大きな公園に有料のものがあるだけです。また日本では鉄道の駅には、ほぼ必ずトイレがありますが、ドイツでは一部の大きなターミナル駅だけにあり、それも有料です。観光地には公衆トイレがありますが、それも有料です。このように、ドイツでは日本のように気軽に使えるトイレが少ないのです。

そのためドイツで旅行する際には、訪れた観光施設内でトイレを利用しておきましょう。例えば、美術館や博物館などの場所では無料で利用することができます。また鉄道を利用するなら、長距離を走る列車にはトイレがあります。そのため駅で利用できるかわからないなら、列車のトイレを利用することをお勧めします。いずれにせよ、ドイツではトイレ探しが簡単でないので、有料であろうが、利用できる場所で利用することをお勧めします。

建物の階数の数え方

意外かしれませんが、ドイツでは日本と建物の階数の考え方が異なります。日本は1階から階数を数えることになります。ところが、ドイツでは0階から数えることになるのです。そのためドイツの1階は日本では2階となります。そして、ドイツの階数は日本の数え方に1を足すことになるのです。なおドイツでは0階を地上階呼び、エレベーターでは「E」の表示となることもあります。

こうした階数の違いは、ホテルなど宿泊施設で驚くことになるでしょう。利用する階数を、日本の階数で考えてしまい、自分の部屋を見つけられないこともあるかもしれません。エレベーターを使えば、階数に表示された階に止まるため、誤解を起きにくいでしょう。しかし、階段の場合には誤解する可能性があります。ですのでドイツでは階数の表示に気をつけるようにしましょう。

飲み物の容器の保証金

ドイツのスーパーマーケットなどで買い物をする際、購入した飲み物の金額に違和感を感じることもあるでしょう。なぜならファンド(Pfand)と呼ばれる料金が加えられているからです。ファンドとは容器の保証金のことで、飲み物を購入する際に、それも支払うことになるのです。ドイツでは、飲み物の容器に保証金が設定されており、それを支払うことになるのです。ビールのビンでは8セントで、ペットボトルは25セントと、容器によってその値段が異なります。

これら保証金はスーパーマーケットなどで返金してもらえます。なお購入した場所でなく、どのスーパーマーケットでも大丈夫です。大型の店舗では、瓶やペットボトルを自動で回収する機械が置かれています。そこに空き容器を入れると、容器のバーゴードが読まれて保証金の額が判断されて、返金額が記入されたレシートが発行されます。それをレジで渡すと、お金が返金されたり、購入額から返金額が差し引かれるのです。飲み物の容器の保証金はお金に関わることなので、気を付けるようにしましょう。

日曜日と祝日のお店の営業

日本とドイツの違いで驚かされるのは日曜日や祝日の事情です。なぜなら、ドイツでは日曜日と祝日には一般的なお店が営業しないからです。営業しないのは、スーパーマーケット、百貨店、ショップ、書店、薬局、ホームセンター、服屋などです。基本的に多くのお店がお休みとなるため、日曜日と祝日にはショッピングができないと考えた方が良いでしょう。

例外的に主要な駅や空港にあるスーパーマーケットや薬局は営業します。そのためターミナル駅や空港で買い物をすることができます。ただし多くの人が利用するため、レジには長蛇の列ができてしまいます。個人的にお勧めしたいのは、お土産の購入やショッピングは、平日に済ませることです。どうしても日曜日や祝日にしたいのであれば、時間がかかることを想定して、ターミナル駅や空港のスーパーマケットを利用しましょう。

ドイツの祝日については、こちらの記事で紹介しています。

日付の表記

ドイツで日本人が勘違いを起こしやすいことの一つに日付の表記があります。というのも、ドイツでは日付を、日、月、年という順番で表示するからです。例えば、06.03.2024という形で日付が表示されていたら、日本人は6月3日と思うでしょう。しかし、それは実際には3月6日を表しているのです。そのため日にちと月を勘違いしやすいのです。

このように旅行の際に日付の勘違いが多くなります。例えば、ドイツで訪れる予定の展覧会やイベントを勘違いしてしまうかもしれません。実際に訪れて見ると、まだ始まっていなかったり、既に終わっていたということもあるのです。そのためドイツを訪れる際には、日付の表示に気を付けるようにしてください。

同じ名前の街の存在

ドイツには多くの街があるのですが、紛らわしいことに同じ名前の街があります。例えば、フランクフルトやフライブルクです。多くの人が知っているフランクフルトは、正式にはフランクフルト・アム・マインのことです。一方、ポーランドと国境を接する街フランクフルト・アン・デア・オーダーもあるのです。同じく、多くの人が知っているのは、フライブルク・イム・ブライスガウですが、フライブルク/エルベもあるのです。

基本的にはフランクフルトやフライブルクと省略される際には、多くの人が知っている大都市の方を指します。しかし、どちらの都市も正式名称があり、省略されて呼ばれていることに気を付けましょう。特にフランクフルトについては共に駅があるため、切符の購入などで、勘違いしやすいでしょう。その際には、間違えないようにしてください。

軽犯罪の多さ

ドイツは安全な国ですが、残念ながら日本ほどで安全なわけではありません。それはデータが示しており、犯罪発生率は日本のおよそ2倍となっています。旅行者が遭遇する可能性があるのはスリや盗難で、特に旅行者を狙ったケースが多く報告されています。そのため、観光スポットや、観光客が移動する際に使う公共交通機関などでは、スリや盗難にあいやすいことに気を付けたほうがよいでしょう。

特に気を付けてほしいのが旅行中の荷物についてです。鉄道での移動の際にはスーツケースなど荷物は目に見えるところに置くようにしましょう。ドイツでは改札が無いため、乗車券無しで鉄道に利用することができます。そのため簡単に鉄道での窃盗ができてしまうのです。列車が駅に停車すると、盗みやすい荷物を盗んで逃げてしまうことが多数報告されています。そのため列車内でも盗難があると考えて、しっかりと荷物を管理するようにしましょう。

こちらの記事では、鉄道会社が警告するスリの手口について解説しています。

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