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ドイツの治安は安全? ドイツの治安情報 (2026年版)

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ドイツ旅行を考えるなら、ドイツの治安が気になる人は少なくないでしょう。日本は治安の良い国であるため、海外で日本と同じような感覚でいると、犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。そこで気になるのはドイツの治安が良いかです。

もちろん、ドイツ全土の治安だけでなく、旅行先の街の治安や、そこで何に気を付けた方が良いかあらかじめ知っておくと、安心してドイツ旅行の計画を立てることできるでしょう。そこで今回は、ドイツで犯罪率や、発表されている犯罪率の高い都市や、低い都市簡単など、ドイツの治安について紹介したいと思います。

ドイツの犯罪率

  • 日本の犯罪率 / 22.9
  • ドイツの犯罪率 / 39.4

まずは犯罪率(犯罪件数を総人口で割った数を10万倍したもの)ですが、ドイツでは38で、日本は22.9となっています。数から見ると、日本の倍近くですが、世界の平均値が46.7であるため、世界で考えると治安の良い国となっています。

実際にドイツに10年以上住んでみて感じたことですが、スリや窃盗といった軽犯罪が日本に比べると多い印象があります。しかし自分だけでなく、知り合いや同僚を含めて傷害など暴力的な事件にあった話を聞いたことはありません。2025年の世界の犯罪率

ドイツの警察官

ドイツの安全な大都市ベスト10

ドイツの保険会社allianzでは、「ドイツの安全な大都市ベスト10」と「危険な大都市ベスト10」をデータを元に作成しています。

安全な大都市ベスト10では1位にミュンヘンが入っています。2位から3位はニュルンベルク、ヴィスバーデンとなっており、4位以下は、マインツ、アウグスブルク、カールスルーエ、ビーレフェルト、オーバーハウゼン、ボーフム、シュツットガルト(2024年のデータ)と続いています。

ミュンヘンは多くの観光地があります。そのような観光都市ですが、ドイツで1番安全な都市にもなっています。そのため、ミュンヘンでは治安を気にすることなく観光を楽しむことができるでしょう。

いずれも旧西ドイツの国であること、またバイエルン州から3つの都市がラインクインしていることが特徴と言えるかもしれません。

(データは各都市の犯罪数を都市の人口で割り、20万人以上の大都市のみで比較しています)

2024年版ドイツの安全な大都市ベスト10

順位(2024年)都市名(前年の順位)
1位ミュンヘン(1位)
2位ニュルンベルク(5位)
3位ヴィスバーデン(2位)
4位マインツ(4位)
5位アウグスブルク(3位)
6位カールスルーエ(10位)
7位ビーレフェルト(6位)
8位オーバーハウゼン(7位)
9位ボーフム(8位)
10位シュツットガルト(9位)
2026年1月確認

ドイツの危険な大都市ベスト10

allianzでは同様に危険な大都市ベスト10を作成しており、1位となっているのはブレーメンです。2位から3位はフランクフルト、ベルリンで、4位以下はハノーファー、エアフルト、ケルン、ドルトムント、デュッセルドルフ、マグデブルク、ハレ(アム・ザーレ)、と続いています。

全体的に北ドイツ地域や東ドイツ地域の都市が多く、バイエルン州や、バーデン=ヴュルテンベルク州など南ドイツの都市は入っていません。フランクフルトはドイツの主要な空港があり、日本からドイツを訪れる際には多くの人が訪れるため、フランクフルトでは用心をした方が良いでしょう。

2024年版ドイツの危険な大都市ベスト10

順位(2024年)都市名(前年の順位)
1位ブレーメン(3位)
2位フランクフルト・アム・マイン(1位)
3位ベルリン(2位)
4位ハノーファー(4位)
5位エアフルト(ランク外)
6位ケルン(6位)
7位ドルトムント(ランク外)
8位デュッセルドルフ(8位)
9位マグデブルク(5位)
10位ハレ・アム・ザーレ(7位)
2026年1月確認

    allianzによるドイツの安全な都市と、危険な都市のレポート

    ベルリンの治安について個人的な印象

    犯罪率の多いベルリンに10年以上住んでいる経験から言えるのは、深夜に出歩いたりせず、常識的な行動をとれば、スリを除いた犯罪に出会うことはないと思います。スリを除けばと書きましたが、空港やターミナル駅、そして観光客の多いところではスリが多いです。

    ベルリン市のホームページではベルリン動物園付近のBreitscheidplatzや、大手百貨店kadewe付近のTauentzienstraße、そして電車のターミナル駅周辺となるAlexanderplatz、Friedrichstraße、観光地と知られるPotsdamer Platz、Warschauer Straßeで多くのスリが発生していることを警告しています。そのため上記のエリアや観光地、そして公共交通機関では、スリに注意することをお勧めします。

    ドイツのパトカー

    ドイツで実際に経験したスリの実例

    スリには様々なテクニックがあります。実際に私が経験したのは、ハイタッチや親しげに体を触れて、気をそらして携帯電話や財布を盗むことです。すぐに気付いたため盗まれずに済みましたが、あまりの見事なテクニックに驚かされました。

    他にも電車の乗り降りの際にカバンから貴重品を盗まれたこともあります。こうした経験から、見知らぬ人からの突然の握手やハイタッチは避け、また電車の乗り降りの際は貴重品に気を付けるようにしています。

    また、地下鉄の階段で階段を上る人の背後に近づいて、財布を盗み取ろうとしていることを目撃したこともあります。スリについては、そのテクニックに対策すれば、被害にあうことを防ぐことができるでしょう。

    下記の記事では、ドイツで起きているスリや盗難の手口を紹介しています。記事を確認して、スリや盗難対策をしましょう。

    無差別襲撃事件の発生

    ここ最近一般市民を無差別に狙った襲撃事件が多発しています。多くの人が集まる場所で起きた事件が多くなっています。

    発生都市発生日時事件の概要死者数記事
    ハンブルク2025年5月23日(金)18:05頃ハンブルク中央駅のプラットフォームで、女が列車を待つ複数の乗客をナイフで襲撃負傷者のみドイツ便り記事
    マンハイム2025年3月3日(月)12:15頃市内中心部で開催されていたイベント会場の来場者に向かって車が飛び込む事件死者2名ドイツ便り記事
    ベルリン2025年2月21日(金)18時頃市内中心部のホロコーストの慰霊施設で、訪れた観光客が刃物を持った男に襲撃され、負傷者が1名出た。負傷者のみドイツ便り記事
    ミュンヘン2025年2月13日(木)10:30ミュンヘン市内の大通りでデモを行っていた群衆に車が飛び込む事件が発生。2名の死者と複数の負傷者が出る死者2名ドイツ便り記事
    アシャッフェンブルク2025年1月22日(水)11:45頃市内の公園で遊んでいた子供を襲い、子供と止めに入った男性が刺し殺され、他にも負傷者が出た。死者2名ドイツ便り記事
    マグデブルク2024年12月20日(金)19時頃多くの人で賑わう大規模なクリスマスマーケットに、猛スピードで車が突っ込み、6名の死者と約300名の負傷者が出た。死者6名ドイツ便り記事
    ミュンヘン2024年9月5日(木)9時頃ミュンヘン市内中心部で、ライフルで武装した男が警官を襲撃して、現場で射殺された。死者1(実行犯)名
    ゾーリンゲン2024年8月23日(金)21時半頃ゾーリンゲン市内で開催されていたイベントを刃物を持った男が襲撃。3名が刺殺され、複数の負傷者が出た。死者3名
    マンハイム2024年5月31日(金)11時半頃反イスラムの政治集会を男が襲撃し、止めに入った警察官が刺殺された。死者1名
    2026年1月確認

    ドイツの治安は安全?

    ドイツの治安ですが、日本より犯罪率が高いことから、日本と比べれば、安全でとは言い切れません。最近では一般市民を対象とした無差別襲撃事件も起きています。

    ただし旅行者にとって危険かと言われるとそうではありません。旅行で遭遇する可能性があるのは盗難やスリでです。

    深夜の移動や明らかに危険な場所に訪問しなければ、まず盗難やスリ以外の被害にあうことはないでしょう。そのため盗難やスリに対してしっかり対策をして、ドイツを旅行してください。そうすれば安全に楽しく旅行ができると思います。

    ドイツの警察

    新年に限ってですが、花火で多くの人が負傷しています。そんな新年の花火についてこちらの記事で紹介しています。

    ドイツの首都ベルリンを旅行するのであれば、いくつか気を付けてほしいことがあります。こちらの記事ではそんな注意点について紹介しています。